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鎌倉大仏鋳造に携わった丹治久友の鐘

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鎌倉大仏 の鋳造に携わった丹治久友は、川越 養寿院 の銅鐘・ 東大寺 の真言院の銅鐘・ 吉野 の 蔵王堂 の銅鐘の鋳造に携わりました。 (※鐘の画像は鎌倉歴史文化交流館のパネルより) 養寿院の銅鐘 (川越市) 養寿院 の銅鐘は、文応元年(1260年)銘のあり、河越経重が新日吉山王宮(現在の 上戸日枝神社 )に寄進したもの。 東大寺真言院の銅鐘 東大寺 の塔頭真言院の銅鐘は、文永元年(1264年)の銘があるもの。 蔵王堂の銅鐘銘文拓本 蔵王堂 の銅鐘は現存しませんが、銘文の拓本から1264年(文永元年)に鋳造されたとわかります。 鎌倉大仏 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

京都:高松神明神社(高松殿址)

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高松神明神社は、源高明が高松殿の鎮守として伊勢神宮の天照大神を勧請したことに始まります。 高松殿は、920年(延喜20年)に源姓を賜った高明が造営した御殿。 1155年(久寿2年)には、後白河天皇が高倉殿で即位し、御所(里内裏)として使用。 翌年の保元の乱では一時後白河天皇方の本拠地となり、源義朝や平清盛が参集したのだといいます。 神明地蔵尊 真田幸村ゆかりの九度山から譲り受けたという地蔵尊。 「幸村の知恵の地蔵尊」と呼ばれ、地蔵堂の台石をさすり、子の頭をなでると知恵を授かると信仰されています。 京都市中京区姉小路通釜座東入津軽町790 地下鉄烏丸線烏丸御池から徒歩5分 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて。

鎌倉大仏殿~鎌倉歴史文化交流館で特別展開催中!~

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大仏殿復元CG (制作:湘南工科大学) 現在の 鎌倉大仏 は露座ですが、造立された当初は 大仏殿 で覆われていました。 大仏殿は、幅約44メートル・奥行約42.5mという巨大な建物で、禅宗様建築だったと推定されています。 『吾妻鏡』によると、 鎌倉大仏 の鋳造が開始されたのは1252年(建長4年)。 この頃の鎌倉では、 北条時頼 が宋の禅僧・ 蘭渓道隆 を向かい入れ、 建長寺 を創建。 蘭渓道隆により新たな建築様式が持ち込まれていました。 ~参考~ 東大寺大仏殿の模型 (鎌倉期再建時) 東大寺 は、1180年(治承4年)の 平重衡 の 南都焼討 によって灰燼と帰してしまいます。 翌年から 重源 を大勧進として再建が進められました。 入宋経験があった重源は、大陸の新しい建築様式を導入して 大仏殿 や 南大門 を再建。 その建築様式は大仏様と呼ばれています。 鎌倉歴史文化交流館で特別展が開催されています。 鎌倉大仏造立の勧進をした浄光の菩提を弔うために造立された阿弥陀如来像。

北鎌倉アジサイ情報~明月院~2021/05/12

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明月院の紫陽花 のほとんどは 姫アジサイ 。 開花が始まった株も数本ありますが、本格的な開花は5月下旬になってからになるのかと思われます。 本堂後庭園は、ハナショウブと紅葉の時期の公開でしたが、昨年から丸窓拝観が休止されているので、年中公開されています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ~アジサイの名所~ ~開花・見頃情報~ 生育・開花・見頃の情報