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10月 3, 2010の投稿を表示しています

「お塔の窪やぐら」への道(鎌倉の秘境:番場ヶ谷~貝吹地蔵下)

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北条高時 の首を葬ったという伝説の「やぐら」のうちの一つ 「お塔窪やぐら」(お塔やぐら) は、 六浦道 (金沢街道)の 十二所神社 の少し手前、 滑川 と支流吉沢川に沿って番場ヶ谷に入って行く道の奥にあります。  吉沢川 御坊橋 六浦道 (金沢街道)から入るとすぐに橋があります。 この橋を渡って谷戸の奥に入っていきます。 途中に 瑞泉寺 方面を示す標識がありますが、ここではありません。 しばらく進むと舗装の道は終了しますが・・・ さらにその奥を入っていくと景色が変わってきます。 このような丸太が並んだ橋を渡らなければいけません。 お塔の窪やぐら 3穴からなるやぐら群です。 https://www.yoritomo-japan.com/yagura-otounokubo.htm 中央の五輪塔が 北条高時 の供養塔です。 周りには18基の籾塔と呼ばれる宝篋印塔があります。 https://www.yoritomo-japan.com/yagura-otounokubo.htm お塔の窪やぐら を過ぎると登りです。 倒木などもあってかなり険しい道です。 ここを上りきれば 天園ハイキングコース です。 天園ハイキングコース の 貝吹地蔵 を下った所です。 左がハイキングコースの 貝吹地蔵 方面、 斜め右下が 「お塔の窪やぐら」 への道です。 鎌倉手帳 https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html 

朱垂木やぐら(十王岩下~回春院(建長寺塔頭))

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「朱垂木やぐら」 は、 「百八やぐら」 の西方のやぐら群で50穴ほどのやぐらが存在しています。 その内の一つが天井に紅殻塗の平行線が描かれいるやぐらがあります。このやぐらがいわゆる 「朱垂木やぐら」 と呼ばれるものです。 天園ハイキングコース の十王岩を天園方面に下ったところに 回春院 へと下る道があります。 「朱垂木やぐら」 はその道沿いにあります。 回春院 へ下る道 朱垂木やぐら 朱垂木やぐら は、納骨穴がなく仏殿様式となっていることが特色です。 やぐら群の儀式の場所としての仏殿ではなかったかと考えられています。 紅殻塗 天井には紅殻塗りの平行線が描かれています。 朱塗りの垂木をイメージしたものと考えられています。 位牌の浮彫り 側面には二基の位牌が浮彫りされています。 海蔵寺 に安置されている位牌と同型式のものと考えられることから、このやぐらは室町期に造られたものと考えられています。 光 背 奥の壁には蓮弁型の光背が浮彫りされています。 前には基壇があって仏像が安置されていたものと考えられます。 朱垂木やぐら を下っていきます。 やがて平場になります。 崖の壁には多くのやぐらが存在しています。 やがて十字路になります。 左は西御門の住宅街、右は 回春院 。 正面はちょっとわかりません。 回春院 回春院 は、 建長寺 の 塔頭 の一つです。 回春院 を過ぎると 半僧坊 への参道です。 建長寺 https://www.yoritomo-japan.com/page138kentyoji.htm

長谷観音から大仏への旧道

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大仏への旧道 長谷寺 の参道から 大仏(高徳院) への旧道です。 少し行くと 光則寺 の道標です。  光則寺の道標 大仏 はここを真っ直ぐに行くわけですが、 現在は、住宅地となってしまい行き止まりです。 昔の大仏道は、ほんのわずかな距離が残されるのみとなりました。 左へ曲がると 光則寺 です。  鎌倉手帳 http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura.html