八重姫の梯子供養~伊豆の国市:真珠院~
父の 伊東祐親 が大番役で在京している間に、流人だった 源頼朝 と恋仲となった 八重姫 。 千鶴丸 という男児も授かりますが・・・ それを知った父祐親は許さず、千鶴丸を殺害し、八重姫を伊東館に幽閉しました。 頼朝は 北条時政 を頼ったようです。 嘆き悲しみの幽閉生活を送った 八重姫 ですが、頼朝に会いたい一心で伊東館を抜け出して 北条館 へと向かいます。 しかし、頼朝は時政の娘 政子 と結ばれていました。 傷心の八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げたのだといいます。 八重姫梯子供養 は、「せめて梯子あったら救うことができたのに」という里人の想いから始められたという祭。 今日でも、願い事が叶った際には、小さな梯子を供える習慣があるようです。 真珠院 かつて、 真珠院 の南には「真珠ヶ淵」という深い淵があったのだそうです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 2022年の大河ドラマ