源頼朝の幻の寺院:永福寺跡見学会2013/01/25
源頼朝 が創建した幻の寺院: 永福寺 。 1月25日、復元された二階堂・阿弥陀堂・薬師堂の基壇が公開されました。 源頼朝 は、1189年(文治5年)の奥州合戦の折に見た中尊寺二階大堂に感銘を受け、戦没者供養のために 永福寺 を建立したと伝えられています。 永福寺 は、 鶴岡八幡宮 (寺)・ 勝長寿院 に続いて創建された 源頼朝 の三大寺院の一つ。復元された基壇からその壮大さを伺うことができます。 永福寺 の三堂は、二階堂を中心に、北に薬師堂、南に阿弥陀堂が建てられ、三堂の前面には池が配されていました。 薬師堂と阿弥陀堂の外側には翼廊が設けられ、二階堂前には長い橋が架けられていたといいます。 浄土教式苑池の寺院建築としては最大級のものだったそうです。 その壮大な寺院も1405(応永12年)の炎上以後衰え廃絶しました。 ※庭園の整備は来年度以降に行われるようです。 (建物や庭園の橋は、復元される予定はないそうです。) 菜の花 が咲いていました。 永福寺跡 の北側は、春になると菜の花でいっぱいになります。 復元想像CG (製作:湘南工科大学:案内看板より) 永福寺跡 は、 世界文化遺産の候補地 です。 世界文化遺産候補21の史跡