特別展 「東大寺-鎌倉再建と華厳興隆-」 ・・・金沢文庫
1180年(治承4年)、 東大寺 は平重衡の南都焼討によって伽藍のほとんどが焼け落ちました。 その再建の責任者に任命されたのは俊乗坊重源。 俊乗坊重源 そして、重源を支援したのが後白河法皇と 源頼朝 。 ★南都焼討と東大寺の再興~重源と源頼朝~ 焼討の翌年から 大仏 の鋳造が開始され、1185年(元暦2年)8月には開眼供養が行われました。 東大寺の大仏 次に手掛けられたのは 大仏殿 。 1195年(建久6年)3月、 源頼朝 は上洛し 大仏殿 の落慶供養に参列しています。 東大寺大仏殿 以後、鎌倉と 東大寺 の関係は深まり、重源の後継者には、鎌倉 寿福寺 や京都 建仁寺 を開いた 栄西 が任じられ、三代には 栄西 の弟子で 鶴岡八幡宮 の供僧だった 行勇 が任じられています。 東大寺南大門 重源は 南大門 も再建しています。 南大門 は、 運慶 らが彫った金剛力士像を安置し、1203年(建仁3年)に竣工しています。 運慶 特別展 「東大寺-鎌倉再建と華厳興隆-」は、平成25年10月11日(金)~12月1日(日)の間に開催されます。 詳しくは・・・ 神奈川県立金沢文庫のページ で。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東大寺