重源上人坐像~東大寺を復興させた僧~
重源上人坐像 東大寺大勧進職として、 平重衡 の 南都焼討 で焼失した 東大寺 の復興を果たした俊乗坊重源。 大仏 鋳造・ 大仏殿 造営をはじめ、大仏殿回廊及び 中門 、 鎮守八幡宮 、 戒壇院 などを再建。 1185年(文治元年)には 後白河法皇 による大仏開眼供養が行われ、1195年(建久6年)には 源頼朝 が参列して大仏殿の落慶供養が行われました。 1203年(建仁3年)には 運慶 らによって南大門金剛力士像が造立され、 南大門 が竣工して総供養が行われています。 1206年(建永元年)、86歳で入滅。 俊乗堂 に安置されている「重源上人坐像」(国宝)は、鎌倉時代の頂像彫刻の傑作とされ、7月5日の俊乗忌と12月16日の良弁忌に公開されています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 2022年の大河は北条義時