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3月 12, 2023の投稿を表示しています

彼岸会

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  我が国に 彼岸会 が広まったのは平安時代からといわれ、 紫式部 の『源氏物語』には・・・ 「彼岸の初にていとよき日なりけり」 と記されています。 『吾妻鏡』によると、 1188年(文治4年)6月19日、 源頼朝 は、彼岸の放生会の間、東国においては、殺生を禁じ、 山野を焼いて狩りを行う「焼狩」、毒を流して漁をする「毒流」なども禁止しています。

60年に一度の洪鐘祭:2023年10月29日開催!~円覚寺弁財天の祭礼~

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円覚寺洪鐘 円覚寺 の 洪鐘祭 は、61年目ごと(60年に一度)に行われる 弁財天 の祭礼。 2020年(令和2年)の開催予定でしたが延期され、2023年(令和5年)10月29日(日)の開催が決定されました。 円覚寺 の国宝 「洪鐘」 は、九代執権北条貞時が七日七夜 江の島弁財天 に参籠して鋳造が成功したというもの。 洪鐘鋳造の成功に感謝した貞時は、円覚寺に弁天堂を建立し、弘法大師が刻んだと伝えられる弁財天を円覚寺の鎮守として祀ったのだと伝えられています。 そのため、 江の島 の 弁財天 と 円覚寺 の弁財天は夫婦弁天と呼ばれ、61年目ごと(60年に一度)に行われる「洪鐘祭」(おおがねまつり)で出会うことになっています。  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

鶴岡八幡宮の参道「段葛」のソメイヨシノが間もなく!2023/03/16

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一部の木で開花が始まりました。 段葛には約200本のソメイヨシノが植えられていますが、出身地が異なるせいか、なかなか一斉に咲いてくれません。 それでも昨年あたりから、そろってきたような感じもしています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ~鎌倉原産の桜~ (京都で人気を集めた鎌倉桜) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ~鎌倉市の木~

江戸城の拡張工事に使われた伊豆石~伊東市:伊豆高原駅前~

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1606年(慶長11年)、 江戸城 の大拡張工事にとりかかった 徳川家康 は、石垣などに使用する石材の切り出し運搬を西国の外様大名に命じました(天下普請)。 採用されたのは伊豆石。 安山岩で緻密で耐熱性に優れた石なのだそうです。 伊豆高原駅前に展示されている巨大な石は、築城石と呼ばれ稲取地区から切り出されたもの。 重さは11トン。 山で切り出された石は、人力で港まで運ばれ、船に載せて江戸まで運んだのだそうです。 築城石の運搬は30年余り続き、最盛期には3000艘が月に2度、江戸と伊豆東海岸との間を往復したのだと伝えられています。 稲取地区には、切り出されたまま運搬されずに残った石が稲取駅前や街中に保存され、「残念石」と呼ばれているそうです。 伊東は 源頼朝 が流人生活を送った地。 伊豆高原駅の近くには、仇討ちで知られる 曽我兄弟 の父河津祐泰の 血塚 があります。 江戸城 江戸を本拠とした最初の武将は、 秩父党 の江戸重継。 鎌倉武士の鑑といわれた 畠山重忠 の大叔父。

引間城跡(曳馬城跡)に建てられた元城町東照宮

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元城町東照宮 は、 徳川家康 が 武田信玄 の侵攻に供えるために居城とした引間城(曳馬城)の跡地に建てられた神社。 境内には若き日の豊臣秀吉と徳川家康の銅像が置かれています。 元城町東照宮 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆