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12月 9, 2018の投稿を表示しています

山の音~甘縄神明神社~

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ノーベル賞作家・ 川端康成 が鎌倉に移り住んだのは1935年(昭和10年)。 長谷の 甘縄神明神社 前に住んだのは1946年(昭和21年)のこと。 『山の音』には、甘縄神明神社の様子も描かれています。 甘縄神明神社 ふと信吾に山の音が聞こえた。 風はない。 月は満月に近く明るいが、しめっぽい夜気で、小山の上を描く木々の輪郭はぼやけている。 しかし風は動いていない。 信吾のいる廊下の下のしだの葉も動いていない。 鎌倉のいわゆる谷戸の奥で、波が聞こえる夜もあるから、信吾は海の音かと疑ったが、やはり山の音だった。 遠い風の音に似ているが、地鳴りとでもいう深い底力があった。 自分の頭のなかに聞こえるようでもあるので、信吾は耳鳴りかと思って、頭を振ってみた。 音は止んだ。 音が止んだ後で、信吾ははじめて恐怖におそわれた。 死期を告知されたのではないかと寒けがした。 社殿前から見える相模湾 甘縄神明神社 https://www.yoritomo-japan.com/page136amanawa.htm

鎌倉えびす~本覚寺の正月~

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本覚寺の新年は 「鎌倉えびす」 。 1月1日から3日が初えびす。 1月10日が本えびすです。 本えびすは多くの参拝者で賑わいます。 福笹は、「商売繁盛 お祈り申し上げま~す」などと祈念の言葉をかけながら授けてもらえます。 笹竹は本覚寺で育った「鳳凰竹」と呼ばれるもの。 1年間葉が落ちずに飾っておけます。 人気の 「にぎり福」 は、可愛い顔が描かれた手作りのお守りで、同じ顔は一つもないそうです。 ご利益は愛・健・財・学・福。 毎日1回にぎるとご利益が得られるのだそうです。 夷神 本覚寺の 夷神 は、 源頼朝 が幕府の 鬼門 の守護神としたのが始まり。 鎌倉江の島七福神 の一つです。 鎌倉えびす https://www.yoritomo-japan.com/gyoji-maturi/honkakuji-ebisu.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 京都は七福神発祥の地 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

源義経を祀る藤沢:白旗神社

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白旗神社 の新年は、午前0時から元旦祭が執行され、万灯みこしが担がれます。 来年の絵馬は、イノシシに牛若丸がまたがっています。 毘沙門堂 白旗神社の毘沙門天は、 源義経 が幼少期を過ごした 鞍馬寺 から勧請されたもの。 藤沢七福神 の一つ。 2019藤沢七福神めぐりは1月7日~1月31日。 白旗神社 https://www.yoritomo-japan.com/sirahata-fujisawa.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

源頼朝の運を開いた社~熱海:今宮神社~

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1175年(安元元年)、伊豆の流人だった 源頼朝 は、監視役の 伊東祐親 に殺されそうになります。 頼朝は走湯権現( 伊豆山神社 )へ逃れるますが、その途中で開運を祈願したのが 今宮神社 でした。 今宮神社に辿り着く前に喉の渇きを癒したのが頼朝ライン沿いにある 一杯水 だったのだといいます。 今日では心願成就の社として信仰されています。 今宮神社 https://www.yoritomo-japan.com/atami-imamiya.html

年明けに見頃になるのかな。~鎌倉宮の河津桜~2018/12/13

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鎌倉宮の河津桜 が、かなり咲いてきました。 昨年の開花も早かったですが、今年も早いです。 年末から年明けには見ごろになるのかも・・・。 これは昨年12月23日の様子 鎌倉宮 https://www.yoritomo-japan.com/page041kamakuragu.htm 鎌倉宮の初詣 https://www.yoritomo-japan.com/gyoji-maturi/hatumoude-kamakuragu.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆