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英勝寺の総門前に立つ鬼~鎌倉GW~

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滋賀県大津市で江戸時代から知られている民俗絵の「大津絵」(鬼の寒念仏)。 子どもの夜泣きや雷除けとして旅人たちの土産物や護符として知られていたそうです。 寒念仏とは、僧が小寒から立春の前日までの寒の30日間の明け方に、山野に出て声高く念仏を唱えること。 また、俗人は家々の門前で念仏を唱えて徳に感謝して請い歩くこと。 上の写真は鎌倉: 英勝寺 の総門前にいた鬼。 鬼が袈裟衣を着て、首から鉦(しょう)を下げて、左手に奉加帳、右手に鉦を打つ槌(つち)を持っています。 大津絵の鬼もこういう姿をしているようです。 大津絵に添えられる道歌(教訓的な短歌)には「慈悲もなく、情けもなく、念仏をとなふる人の、すがたとせんや」というものがあるようです。 慈悲ある姿とは裏腹な偽善者を批判している歌のようです。 鬼は人の心の中に住んでいます。 人は欲が深く、自分の心に逆らうものを憎み怒り、言ってもしかたがない事を言っては嘆く。 その度に、角を生やすのだとか。 鬼の灌仏会の姿は、私たちにさりげなくそれを教えてくれているのだそうです。 英勝寺 の鬼は、毎年、ゴールデンウィーク中に総門の前に立って皆さんをお迎えしています。 英勝寺 https://www.yoritomo-japan.com/page137eishoji.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 端午の節句 端午の節句 5月3日・4日・5日 5月10日~6月9日 5月25・26日 5月25・26日 ~アジサイの名所~ ~開花・見頃情報~ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

仏殿前まで入れた壽福寺2019/05/02

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普段は、この門から先は入れないのですが、毎年ゴールデンウィークに開門されています。 ※開門の日等については寿福寺にお問い合わせ願います。 仏殿 前に植えられている 「ビャクシン」 四株は、鎌倉市の天然記念物。 仏殿 内には入れませんが、本尊の釈迦如来や 鶴岡八幡宮 にあったという仁王像を拝観することができます。 寿福寺 https://www.yoritomo-japan.com/page137jyufukuji.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 端午の節句 端午の節句 5月3日・4日・5日 ~アジサイの名所~ ~開花・見頃情報~ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

英勝寺と宝珠殿の額~鎌倉:英勝寺~

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山門 の額は「英勝寺」。 後水尾上皇(天皇)の宸筆。 宸筆とは天皇直筆ということ。 後水尾天皇といえば、 鎌倉桜 (桐ヶ谷)。 あまりの美しさから御車を返したということから、桐ヶ谷は「御車返し」とも呼ばれています。 仏殿 の額は「宝珠殿」。 後陽成天皇の弟・曼殊院良恕法親王の揮毫。 山門の「英勝寺」を書いた後水尾天皇は後陽成天皇の子。 英勝寺 https://www.yoritomo-japan.com/page137eishoji.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 端午の節句 端午の節句 5月3日・4日・5日 ~アジサイの名所~ ~開花・見頃情報~

鎌倉:英勝寺のシロフジ2019/05/02

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英勝寺の書院前の シロフジ です。 入口には見頃と書かれていましたが、房の先にはたくさんの蕾がありますので、まだまだきれいになりそうです。 祠堂の背後にはノダフジも。 今、緑も美しい。 GW中の英勝寺は総門から入ります。 総門前では鬼がお出迎えです。 英勝寺 https://www.yoritomo-japan.com/page137eishoji.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 端午の節句 端午の節句 ~アジサイの名所~ ~開花・見頃情報~