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1月 14, 2018の投稿を表示しています

栂尾上人と呼ばれた明恵と宇治茶

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今日は栂尾上人と呼ばれた明恵の命日。 明恵は、1181年(養和元年)、 神護寺 の 文覚 と、その弟子で叔父の上覚に師事。 神護寺 1188年(文治4年)、出家して 東大寺 の 戒壇院 で受戒。 東大寺戒壇堂 仁和寺 で真言密教、 東大寺 で華厳宗・倶舎宗を学び、臨済宗開祖の 栄西 からは禅を学びますが、世間の煩わしさから離れるため紀州白上峰に隠棲。 そして、1206年(建永元年)、後鳥羽上皇から栂尾の地を下賜されて 高山寺 を中興しました。 高山寺 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 宇治茶は、静岡茶・狭山茶と並んで日本三大茶と呼ばれます。 明恵は、 栄西 からもらった茶の種を 高山寺 の山内に植えました。 日本最古の茶園 (高山寺) そして、育成された茶の木は、宇治に移植されます。 萬福寺 宇治市にある 萬福寺 は、禅宗の一つ黄檗宗の大本山。 中国明朝風の伽藍が並ぶ寺です。 山門前には「山門を出れば日本ぞ茶摘うた」という句碑があります。 菊舎句碑 そして、総門の前にあるのが 「駒蹄影園址」 (こまのあしかげえん)の碑。 駒蹄影園址 高山寺 の明恵は、この辺りに栂尾で育てた茶を移植させたのだといいます。 伝説による、明恵から茶の木を与えられた里人でしたが、それをどのような間隔で植えたらよいのかわかりません。 すると、明恵が畑に馬を乗り入れ、馬の蹄の跡に植えるよう指示したのだといいます。 碑には「栂山の尾上の茶の木分け植えてあとぞ生ふべし駒の足影」と刻まれています。 この移植が宇治茶の始まりとなりました。 平等院 の門前 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて。

2018春の鎌倉~旧華頂宮邸・旧川喜多邸別邸・大佛次郎茶亭の一般公開~

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旧華頂宮邸 ・ 旧川喜多邸別邸 ・ 大佛次郎茶亭 が特別公開されます。 施設の詳しい情報は写真をクリック・タップ! 旧華頂宮邸 鎌倉三大洋館 の一つ。 普段は公開されていない洋館内部を見学することができます。 4月6日(土)・7(日) 10:00~16:00 旧川喜多邸別邸 ヨーロッパ映画を日本に紹介した映画事業家・川喜多長政の別邸。 鎌倉市川喜多映画記念館 の奥にあります。 4月6日(土)・7(日) 10:00~16:00 大佛次郎茶亭 作家大佛次郎の書斎として使用された建物。 愛用品などが展示される他、庭で抹茶も楽しめます。 4月6日(土) 10:00~16:00 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 4月14日~21日。

涅槃図お絵解き講座~北鎌倉:東慶寺~

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涅槃図を前にして絵解き師の岡澤恭子先生が「お釈迦さまの誕生から涅槃に入られるまで」をお話して下さる講座。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 日時 平成30年2月11日(日) 13時〜14時半(12時半開場) 場所 東慶寺書院 料金 一人 1000円(中学生までのお子様は無料) ※入山料は別途200円。 申込 TEL:0467-22-1663 FAX:0467-22-7815 MAIL:info@tokeiji.com (名前・人数・連絡先) 東慶寺 https://www.yoritomo-japan.com/page138tokeiji.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 2月15日は、お釈迦さまが入滅したとされる日。 各寺院では、 涅槃図 が掲げられ 涅槃会 が執り行われます。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 京都は七福神発祥の地

鶴岡八幡宮の正月ぼたん。ロウバイも。2018/01/18

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正月ぼたん の見頃は2月中旬頃まで。 神苑ぼたん庭園 の開園時間は、9:00~16:30 鶴岡八幡宮 https://www.yoritomo-japan.com/page041hatiman.htm ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 正月に楽しめる花 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆