別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


ラベル 祭・行事・イベント情報 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 祭・行事・イベント情報 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年6月22日月曜日

西の祇園の花車、東は腰越の人形山車~鎌倉の祇園祭 小動神社天王祭~




小動神社天王祭で巡行・展示されるの腰越の人形山車は、神戸町、濱上町、土橋町、下町、中原町の5ヶ町の五基。

かつての天王祭は「西の祇園の花車、東は腰越の人形山車」といわれるほど壮麗な山車祭だったそうです。

「祇園の花車」とは・・・




京都の八坂神社の祭礼「祇園祭」で巡行する山車(山鉾)のこと。

「山鉾」を「花車」と呼ぶことはないそうですが、ここでの「花車」は造花や絢爛豪華な彫刻・幕などで美しく装飾された祭礼用の山車全般を指しているようです。

腰越の人形山車は祇園祭の山鉾に匹敵する壮麗で贅を尽くしたものでした。

高さも8メートルにおよぶもので、江ノ電の架線をはずし、江ノ電をストップさせて巡行していたそうです。

しかし、1962年(昭和37年)の火災で、下町を除く4基の山車が焼失。

その後、神戸町、土橋町、中原町が焼失を免れた部品を使用して再建されますが、小型化され、江ノ電が徐行する中を巡行・展示するという現代ならではの風情となっています。

それでも、腰越の山車は「廻り舞台」を特徴「湘南型山車」の元祖。

山車の舞台をぐるりと回転させて神輿に正対させ、お囃子を奏でて最大級の敬意と歓迎を表現する光景は特に盛り上がる場面。

山車の最上部には、町内ごとに異なる歴史上の英雄や神話の登場人物を象った精巧な人形が飾られます。

そして、昨年(2025年)は、濱上町の山車が63年振りに再建されて天王祭に加わり、五ヶ町すべての山車が揃い踏みを果たしています。



小動神社天王祭

小動神社


祇園祭

八坂神社


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

小動神社天王祭は江の島天王祭と同時開催の行合祭!


江の島天王祭

江の島八坂神社


よりともジャパン.com


2026年6月21日日曜日

鎌倉八坂大神の六角神輿~京都の八坂神社の六角神輿を手本に造られた!~




扇ガ谷の鎮守・八坂大神は相馬師常が創建した神社。

現在の祭神は素戔雄尊ですが、創建時の祭神は牛頭天王。

そのため八坂大神は相馬天王と呼ばれていました。

おそらく祭礼は「天王祭」と呼ばれていたのでしょう。


現在の例大祭は7月12日ですが、かつての祭礼は7月5日から7月12日まで執り行われ、神輿渡御も複数に分けて行われていたそうです。

八坂大神の神輿は・・・

中世の祭礼での神輿は鉄製で祭りのときには血をみないではすまない神輿だったそうですが、多くの怪我人を出した鉄神輿は封印され、新たに木製の神輿が造られたのだとか。

新調された神輿が京都の八坂神社の神輿を手本とした六角神輿

現在は担ぎ手不足なの理由から六角神輿の渡御は行われていませんが、六角神輿は神輿庫で大切に保管され、毎年7月上旬に開催される「扇ガ谷まつり」の際に拝観することができます。

2026年の「扇ガ谷まつり」は7月4日(土)。



八坂大神の六角神輿

八坂大神


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


祇園祭

八坂神社の神輿

八坂神社


よりともジャパン.com


2026年6月16日火曜日

山ノ内八雲神社例大祭2026~鎌倉の祇園祭・天王祭~




山ノ内八雲神社は京都の祇園社(八坂神社)を勧請して創建された社。

江戸時代までは牛頭天王を祀る天王社でした。

そのため例大祭は天王祭とも呼ばれます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


最終日の神幸祭(神輿渡御)は、山崎八雲神社(北野神社)の神輿と合流する行合祭。

山ノ内八雲神社と山崎八雲神社(北野神社)の現在の祭神は、スサノオノミコト。

スサノオと言えば八岐大蛇(やまたのおろち)退治の伝説。

姉・天照大神(あまてらすおおみかみ)の高天原(たかまがはら)で乱行を働いたスサノオは出雲に追放されます。

そこで出会ったのが老夫婦とその娘・稲田姫命(クシナダヒメ)。

老夫婦から、娘がヤマタノオロチに食われてしまうこと聞いたスサノオは、娘を嫁にもらう約束でヤマタノオロチを退治したのだといいます。

その際、スサノオが詠んだのが「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」。

これが日本最初の和歌だと言われています。

八雲神社という社名は、この歌に因むもので、山ノ内と山崎の行合祭は、「スサオノとクシナダのめぐり逢い」の伝説を今に伝えている祭事です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


7月12日(日)
宮出し
9:30~


7月15日(水)
中日神事
19:30~(御仮屋)


7月18日(土)
宵宮まつり
15:00~20:00(円覚寺駐車場)
宵宮神事
17:30~(御仮屋)
神輿渡御
17:50~

※宵宮まつりのの大抽選会終了後、打ち上げ花火が計画されています(20:00頃)。


7月19日(日)
神輿渡御
10:00御仮屋出発
子供神輿
11:00
建長寺~八雲神社
出会いの儀神事
天王屋敷で14:20頃から
宮入り
15:30

※神輿渡御を先導するのは令和の洪鐘祭で復活した面掛行列。



八雲神社例大祭 北鎌倉の天王祭

山ノ内八雲神社


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


鎌倉祇園大町まつり

八雲神社例大祭 極楽寺

江の島天王祭

小動神社天王祭


よりともジャパン.com


2026年6月13日土曜日

鎌倉祇園 大町まつり2026~大町八雲神社の祭礼~





大町まつりは、明治の神仏分離まで鎌倉祇園社と呼ばれていた八雲神社の祭礼。

八雲神社は、永保年間(1080年頃)に新羅三郎義光が京都の祇園社(現在の八坂神社)の神霊をお迎えしたことに始まる鎌倉最古の厄除け神社。

当時、八坂神社に祀られていたのは疫病退散の神とされた牛頭天王。

そして、祇園祭は疫病を鎮めるために始められた八坂神社の祭礼。

鎌倉の大町まつりも祇園祭として900年以上も続けられてきた伝統行事。


7月11日(土)
 9:30~ 例大祭
 13:00~ 神幸祭
 19:00~  夜まつり


7月12日(日)
 18:30~ 大富くじ大会

7月13日(月)
 13:00~ 縁日
 21:00~ 還幸祭



鎌倉祇園大町まつり

大町八雲神社


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


八雲神社例大祭 極楽寺

八雲神社例大祭 北鎌倉山ノ内の天王祭

江の島天王祭

小動神社天王祭


よりともジャパン.com


2026年6月12日金曜日

祇園御霊会~祇園祭の始まり~




863年(貞観5年)、京都では、深刻な感染症が猛威を振るい、多くの死者が出る事態に。

当時、疫病の流行は政争に敗れて非業の死を遂げた者たちの怨霊や疫神の仕業と恐れられていましたが・・・

朝廷は、5月20日、6名の怨霊を慰めるための御霊会を神泉苑で行ないました。

神泉苑は天皇や貴族しか入ることのできない禁苑でしたが、この日は一般庶民も入ることができたそうです。


しかし、その後も疫病は収まらず全国的に流行します。

人々は牛頭天王(ごずてんのう)の祟りと噂したのだとか。

869年(貞観11年)6月14日、人々は神泉苑に当時の国の数である「66」の矛(ほこ)を立て、祇園社(八坂神社)の神輿3基を送って、牛頭天王(祇園神)を祀る御霊会を執り行いました(祗園御霊会)。

それが「祇園祭」の始まりと伝えられ、970年(安和3年)には官祭として行われるようになったのだそうです。



祇園祭

祇園御霊会



神泉苑

八坂神社


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


鎌倉の祇園祭

大町まつり

八雲神社例大祭 極楽寺

八雲神社例大祭 北鎌倉山ノ内の天王祭

江の島天王祭

小動神社天王祭


よりともジャパン.com


2026年6月9日火曜日

極楽寺八雲神社の例大祭2026~鎌倉の祇園祭~




極楽寺八雲神社は、極楽寺の鎮守熊野新宮に合祀されている神社。

本社は京都の八坂神社

例大祭は八坂神社の祭礼「祇園祭」と同じ7月に行われます。

夏に流行しやすい疫病や災厄を払う目的で始められた祭礼で、かつては祇園精舎の守護神「牛頭天王」を祀っていたことから天王祭とも呼ばれます。


例大祭
7月12日(日)

万灯神輿
7月8日(水)
午後7時~9時頃
稲村ヶ崎から極楽寺

神輿渡御
7月12日(日)
午後12時半~6時頃



八雲神社例大祭 極楽寺


熊野新宮


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


鎌倉の夏祭り

鎌倉紫陽花特集

夏だ!休みだ!鎌倉だ!



よりともジャパン.com