十二所の 明王院 (五大堂)の裏山から、山の反対側の 瑞泉寺 まではハイキングコースで結ばれています。 途中に 「初め弁天」 と呼ばれる石の祠や、 大江広元墓 と伝えられている層塔があります。 明王院(五大堂) 1235年(嘉禎元年)、四代将軍 藤原頼経 によって創建されました。 五大明王を祀る壮大な寺院だったようですが、 江戸時代には不動明王像のみを残して焼失してしまいました。 現在は、本堂に鎌倉時代の不動明王像と、 江戸時代の四大明王像が安置されています。 https://www.yoritomo-japan.com/page042myooin.htm 明王院 横のこの道を行くとハイキングコースです。 天園ハイキングコース に通じていますので、 貝吹地蔵 ・ 獅子舞 ・ 百八やぐら ・ 覚園寺 ・ 十王岩 ・ 建長寺 などにも行くことができます。 この階段を上がると本格的なハイキングコースです。 上り終えると尾根道です。竹のトンネルもあります。 初め弁天 金沢方面から来た 江の島 詣の旅人が、 初めてお詣りする弁天さまだったということで、 初め弁天と呼ばれているそうです。 https://www.yoritomo-japan.com/page042hajime-benten.htm 分かれ道 初め弁天 から尾根道を進むと分かれ道があります。 左は山を上る道になりますが、ここを上ると 大江広元の墓 です。 気を付けないと見落としてしまいます。 特に 瑞泉寺 方面からの逆コースの場合は見落としがちです。 伝大江広元墓 江戸時代に毛利家の家老が大江広元墓を探しにきたそうです。 そのとき、村人に対して威張り散らしていたので、 腹を立てた村人が墓を隠してしまったという伝説が残されています。 https://www.yoritomo-japan.com/page042hajime-benten.htm 大江広元の層塔の奥のこの木の間を進んでもいいのですが、 少し険しい道を下りる必要があるので、 一度、分かれ道まで戻った方が無難です。 途中、このような景色を見ることが出来ます。 分かれ道 右が 天園ハイキングコース で 建長寺 へと通じています。 左は 瑞泉寺 への道です