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7月 26, 2020の投稿を表示しています

伏見稲荷大社の御旅所

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東寺 の近くにある 伏見稲荷大社 の御旅所。 4月から5月の稲荷祭で五基の神輿が駐輿(おとどまり)される地。 かつて、御旅所は「油小路七条」と「八条坊門猪熊」の2箇所にあったそうですが、豊臣秀吉が一つにして現在地に移したのだそうです。 5月3日の還幸では、五基の神輿が 東寺 の僧侶による「神供」を受けた後、約2時間京都市内の氏子区域を巡行して本社に還御します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 東寺五重塔 東寺の五重塔 は、その用材を伏見の稲荷山から伐りだしたのだといいます。 そのため淳和天皇が病気になったと伝えられ、朝廷は、これまで秦氏の私社だっ稲荷大神に従五位下を神階に授けたのだそうです。 以後、 伏見稲荷大社 と 東寺 は深く結びついてきました。 弘法大師と稲荷神の伝説も残されているようです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて!

8月10日の朝参り~鎌倉:長谷寺の四万六千日~

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8月10日は、観音さまの縁日。 観音さまの縁日のなかでも、特に多くの功徳が得られる大功徳の日。 長谷寺観音堂 長谷寺 の本尊は、木造では日本最大級といわれる 十一面観音像 。 右手に錫杖を、左手に蓮華の花瓶を持ち、蓮華座ではなく岩座に立つという独特の像で、「長谷寺式十一面観音」と呼ばれています。 8月10日の長谷寺は、朝4時に開門。 7時30分頃まで僧侶の読経が続けられます。 8時までは自由参拝(入山料無料)。 参拝すると御影の札を授けて頂けます(数量限定)。 輪蔵 経蔵 内にある「輪蔵」と呼ばれる回転式の書架を一回転させると、全ての経を読んだのと同じ功徳があるといわれているのですが・・・ 今年は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われるため、輪蔵を回すことはできないそうです。

王城鎮護の東寺

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東寺 は、796年(延暦15年)に平安京の南の玄関口にあたる 羅城門 の東側に王城鎮護の官寺として創建されました。 羅城門の西側には 西寺 がありましたが廃寺となっています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて。

くくり猿でいっぱいの八坂庚申堂

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八坂庚申堂 は、たくさんのカラフルなお猿のお守りが奉納されている寺。 くくり猿 手足が縛られた猿を吊るすと願いが叶うといわれています。 それが「くくり猿」。 願い事を叶えるためには欲を捨てることも必要。 欲に走らないように猿の手足が縛られているのだとか・・・ なぜ猿なのか・・・ 庚申の「申(サル)」から「猿」が庚申の神使とされたのだとか・・・ 悪事を見ない、聞かない、話さない! 賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)は、頭痛・腰痛など悪い所をなでると御利益があるといわれています。 門の上でも見ない、聞かない、話さない! 八坂庚申堂 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて。

吉野駅前の桜ポスト

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源義経と静御前の伝説が残された吉野山は、桜の名所。 桜ポストは、今年3月に吉野町観光案内所が吉野駅前に移転したのを機に新設されたのだそうです。 ポストの横には「これはこれはとばかり花の吉野山」の句。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 鎌倉との繋がりを求めて。

正法寺(岩殿観音)~東松山市:坂東三十三箇所十番~

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観音堂 正法寺 は、718年(養老2年)の創建。 坂東三十三箇所 の十番札所で、岩殿観音の名で知られています。 鎌倉時代、 源頼朝 は武蔵国比企郡を領した 比企能員 に命じて復興させています。 千手観音 (室町時代) 薬師堂 大銀杏 観音堂前の大銀杏は、推定樹齢は700年。 安産・子育守護の対象として信仰されてきました。 百地蔵堂 鐘楼 茅葺の鐘楼は、1702年(元禄15年)にきしんされたもので、東松山市で最も古い建物と言われています。 銅鐘 1322年(元亨2年)鋳造。 外面に無数の傷は1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の際に山中を引き回した時の傷だと伝えられています。 仁王門 岩殿観音参道絵図 仁王門から延びる表参道では約50戸が門前町を形成していました。 昔の商店のままの姿を残すのは僅かですが、各家には屋号を示す手作りの看板が設置されています。 岩殿観音 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 2022年の大河は北条義時