鎌倉大仏の鋳造に携わった丹治久友は、川越養寿院の銅鐘・東大寺の真言院の銅鐘・吉野の蔵王堂の銅鐘の鋳造に携わりました。
(※鐘の画像は鎌倉歴史文化交流館のパネルより)
養寿院の銅鐘
(川越市)
養寿院の銅鐘は、文応元年(1260年)銘のあり、河越経重が新日吉山王宮(現在の上戸日枝神社)に寄進したもの。
東大寺真言院の銅鐘
東大寺の塔頭真言院の銅鐘は、文永元年(1264年)の銘があるもの。
蔵王堂の銅鐘銘文拓本
蔵王堂の銅鐘は現存しませんが、銘文の拓本から1264年(文永元年)に鋳造されたとわかります。
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