別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2013年1月22日火曜日

鎌倉:宝戒寺の太子講

聖徳太子は、用明天皇の第二皇子。

推古天皇のもとで摂政として政治を行い、遣隋使を派遣するなど大陸の進んだ文化や制度を取り入れ、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど天皇を中心とした中央集権国家を確立させました。


一方で、難波に四天王寺、斑鳩に法隆寺を建立するなど、仏教を厚く信仰し、その興隆に努め、日本最初の仏教文化(飛鳥文化)を開花させました。

太子は、大陸から渡来した宗教とともに学問や技術を積極的に取り入れ、工芸技能者の保護育成を図り、個人の才能を尊重するという方針をとったことから職人の守護神として信仰されるようになります。

そのため、各地の寺院には、太子の尊像を祀った太子堂が建てられています。


(聖徳太子の2歳尊像が祀られています。)


宝戒寺では、聖徳太子の忌日に当たる1月22日に、鎌倉周辺の職人が参列して「護摩供」が行われます(太子講)。


太子講の様子


太子講は午後1時から。


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