8月10日は 覚園寺 の 黒地蔵縁日 。 地蔵堂 の地蔵菩薩像には、地獄の罪人の苦しみを少しでも和らげようと鬼(獄卒)に代わって火を炊いたため、「黒くすすけている」という伝説が残されています。 愛染堂 愛染堂 には、木造愛染明王坐像(市重文)、左に木造阿しゅく如来坐像(県重文:鎌倉十三仏)、右に鉄造不動明王坐像(県重文:試みの不動)が安置されています。 写真撮影が出来るのはここまで。 覚園寺 (真言宗泉涌寺派)は、1218年(建保6年)、二代執権・ 北条義時 の建てた大倉薬師堂を前身としています。 その後焼失してしまいますが、1296年(永仁4年)、九代執権・ 北条貞時 が 元寇 が再び起こらぬようにとの願いから覚園寺を創建しました。 鎌倉幕府滅亡後も 後醍醐天皇 の勅願所、 足利尊氏 の祈願所となって保護を受け、鎌倉最大の茅葺の 薬師堂 では尊氏自筆の梁牌(棟札)を見ることができます。 薬師堂には、本尊の薬師三尊(「木造薬師如来及日光・月光菩薩坐像」(国重文))、木造十二神将立像(国重文)、木造阿弥陀如来坐像」(県重文:鞘阿弥陀)や、木造伽藍神倚像、木造賓頭盧尊者像などが安置されています。 朝粥 境内に移築されている内海家住宅で朝粥をご馳走になりました。 ハスがきれいに咲いていました。 黒地蔵縁日 https://www.yoritomo-japan.com/gyoji-maturi/kurojizo.htm