別冊『鎌倉手帳』




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2010年10月7日木曜日

朱垂木やぐら(十王岩下~回春院(建長寺塔頭))


「朱垂木やぐら」は、「百八やぐら」の西方のやぐら群で50穴ほどのやぐらが存在しています。

その内の一つが天井に紅殻塗の平行線が描かれいるやぐらがあります。このやぐらがいわゆる「朱垂木やぐら」と呼ばれるものです。

天園ハイキングコースの十王岩を天園方面に下ったところに回春院へと下る道があります。「朱垂木やぐら」はその道沿いにあります。


回春院へ下る道

 朱垂木やぐら

朱垂木やぐらは、納骨穴がなく仏殿様式となっていることが特色です。

やぐら群の儀式の場所としての仏殿ではなかったかと考えられています。


紅殻塗

天井には紅殻塗りの平行線が描かれています。
朱塗りの垂木をイメージしたものと考えられています。


位牌の浮彫り

側面には二基の位牌が浮彫りされています。

海蔵寺に安置されている位牌と同型式のものと考えられることから、このやぐらは室町期に造られたものと考えられています。


光 背

奥の壁には蓮弁型の光背が浮彫りされています。

前には基壇があって仏像が安置されていたものと考えられます。


朱垂木やぐらを下っていきます。


やがて平場になります。
崖の壁には多くのやぐらが存在しています。


やがて十字路になります。
左は西御門の住宅街、右は回春院
正面はちょっとわかりません。



 回春院


回春院は、建長寺塔頭の一つです。回春院を過ぎると半僧坊への参道です。


 建長寺


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