逢坂の関~源氏物語ゆかりの関所~
逢坂の関 (おうさかのせき)は、山城国と近江国の国境に置かれた関所。 赤染衛門 ・ 清少納言 ・ 和泉式部 ・ 藤原道綱の母 などが 逢坂の関 を通って 石山寺 を参拝していたようです。 紫式部 の 『源氏物語』 では、 石山寺 参詣の途中の 光源氏 が任期を終えて妻の空蝉ととも帰京する常陸介(元伊予介)一行と出逢っています。 ただ関があった場所の詳細は不明らしい。 紫式部 は父の 藤原為時 の越前国赴任に同行しました。 京を出発した一行は 逢坂の関 を越えて 打出浜 から船出したのだそうです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆