佐竹征伐~鎌倉殿の13人第十話~
第十話では、頼朝軍が常陸国の佐竹氏を攻め、 上総広常 が佐竹義季と内通して金砂城を攻め落としました( 佐竹征伐 )。 これで坂東はとりあえず落ち着いたようです。 義経 の活躍の場はありませんでしたが、 奥州平泉 の 藤原秀衡 は、「九郎ほどの才があれば己一人で大願を成し遂げよう」と言っていました。 これからの合戦で義経の活躍がどう描かれるのか楽しみです。 次回は 「鎌倉殿の誕生」 ・ 「政子の懐妊」 と一気に時が進んでいくようです。 平重衡の 南都焼討 ・ 平清盛の死 も描かれるのかも。 義時 と 八重姫 の間がどうなるのかが一番気がかりですが・・・ 大寶寺 (鎌倉) 佐竹征伐によって逃亡した佐竹秀義は、のちに行われる奥州征伐に従軍が許され、先祖 新羅三郎義光 ゆかりの地に屋敷を構えています。 大寶寺 は佐竹氏の屋敷跡に建立された寺です。 五社稲荷神社 (鎌倉) 佐竹征伐 で捕らえられた者の中に岩瀬与一太郎という男がいます。 この男、 頼朝 に 「同族を滅ぼすなんてとんでもないこと。国の敵に向かう時は天下の勇士は力を合わせて向かうべき」 と抗議したといいます。 上総広常 が 「早急に処刑すべき」 と進言しますが、 頼朝 はこの男を許し御家人に列したといいます。 岩瀬の鎮守 五社稲荷神社 は、岩瀬与一太郎の創建と伝えられています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 2022年の大河ドラマ