鶴岡八幡宮の茅の輪 6月30日は、半年間の罪や穢れを祓う日(大祓)。 鶴岡八幡宮 の大祓では、 舞殿 前に茅萱で作った「茅の輪」が設けられます。 この茅の輪を左回り、右回り、左回りの順で三回くぐって、正月からの半年間の罪穢を祓い、無病息災を祈ります。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ~素戔嗚尊の茅の輪と蘇民将来~ 遠い昔のこと。 嫁探しの旅に出た素戔嗚尊。 大金持ちの蘇民巨旦(そみんごたん)に一夜の宿を求めますが断られてしまいます。 そんな素戔嗚尊を貧しいながらも持てなしたのが兄の蘇民将来。 素戔嗚尊は「あなたの子孫は末代まで私が護ってあげよう」 と言って蘇民将来に茅の輪を渡します。 その後、疫病が流行った時・・・ 蘇民将来はその茅の輪を腰に巻いていたおかげで助かり、弟の蘇民巨旦は一家全員死んでしまったそうです。 ということで、茅の輪は疫病を退散させるお守りでした。 それが次第に大きくなり、くぐって無病息災を祈願するようになったのだとか・・・。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 粽(ちまき) 八坂神社 の祭礼・ 祇園祭 で授与される 粽 は、 笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守り。 「蘇民将来子孫也」という護符が貼られています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 夏休み鎌倉計画!