高い囲いに覆われた段葛
『吾妻鏡』によれば・・・
1182年(養和2年)3月9日、政子が懐妊し、安産祈願としての「着帯の儀」が執り行われました。
3月15日、源頼朝は、以前より考えていた若宮大路の造営にとりかかります。
なかなか着手できないでいたのですが、北条政子の安産祈願のために始められました。
頼朝自らが指揮し、北条時政らの御家人が土や石を運んだといいます。
段葛は若宮大路の中央に造られた道。
若宮大路の造営と同時期に造られたものと考えられています。
鶴岡八幡宮の本宮廻廊にある宝物殿では、元旦から2月4日まで特別展が開催され、源頼朝や北条政子にまつわる宝物や、段葛の古図などが展示される予定です。
開館時間は午前9時から午後4時。
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