別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


ラベル 富士山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 富士山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年6月10日金曜日

源頼朝の富士巻狩りと曽我兄弟の仇討ちをめぐる!~富士宮市~


井出家の高麗門と長屋


井出氏は中世に駿河国富士郡井出郷を支配していた土豪。

1193年(建久4年)5月15日、巻狩りを催すため富士裾野に到着した源頼朝は、井出館を宿営の場所にしたのだと伝えられています。


狩宿の下馬桜


井出家の前の桜は、源頼朝が馬を繋いだというシロヤマザクラ。

駒止めの桜とも呼ばれています。


白糸の滝

白糸の滝は世界文化遺産「富士山」の構成資産。


この滝を見た頼朝は・・・

「この上に いかなる姫や おはすらん おだまき流す 白糸の滝」

と詠んだのだとか。


おびん水

白糸の滝の上のあるお鬢水は、源頼朝が鏡のような美しい水面に顔を映して鬢のほつれを直したという清水。

おびん水

江戸時代には富士講の霊場となりました。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

源頼朝が催した富士裾野の巻狩りでは、曽我兄弟の仇討ち事件が発生しました。


音止の滝

白糸の滝の隣にあるのが音止の滝

曽我兄弟の伝説が残された名瀑。


曽我の隠れ岩

曽我兄弟が討ち入りの相談をしたという場所。

曽我の隠れ岩

この岩の東には工藤祐経の墓があります。


工藤祐経の墓

曽我兄弟に討たれた工藤祐経の墓と伝えられています。

工藤祐経の墓

ここは、富士裾野の巻狩りで工藤祐経の陣所があったという所。


曽我兄弟の墓

工藤祐経の陣所に討ち入り、見事に父の仇を討った曽我兄弟でしたが・・・

曽我兄弟の墓

兄の十郎祐成は仁田忠常に討たれ、弟の五郎時致は捕えられて処刑されます。

曽我兄弟の墓がある地は十郎祐成が討たれた所と伝えられています。


曽我八幡宮

曽我八幡宮は、1197年(建久8年)、源頼朝畠山重忠を遣わして創建させたという社。

曽我八幡宮



富士裾野の巻狩り

曽我兄弟の仇討ち

巻狩りと仇討ち

白糸の滝

歴史めぐり源頼朝








☆ ☆ ☆ ☆ ☆

2022年の大河ドラマ
鎌倉殿の13人

二代執権北条義時


特集!「鎌倉殿の13人」伊豆国編

特集!「鎌倉殿の13人」鎌倉編


よりともジャパン.com


2020年5月23日土曜日

源頼朝のお鬢水~白糸の滝~

 おびん水

源頼朝が鏡の代わりにしたという富士の湧き水。

この湧き水の水面に顔を映して鬢のほつれを直したという言い伝えから「お鬢水」と呼ばれています。

湧き出した水は白糸の滝の左端から流れ落ちています。


 白糸の滝








☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 富士裾野の巻狩り

 曽我兄弟の仇討ち

 巻狩りと仇討ち

 白糸の滝


 歴史めぐり源頼朝


 よりともジャパン.com

源頼朝も感動した白糸の滝~世界文化遺産富士山~


白糸の滝は、世界文化遺産「富士山」の構成資産。


 











1193年(建久4年)、富士裾野の巻狩りを催した源頼朝は、白糸の滝をこう詠んだのだといいます。

この上に いかなる姫や おはすらん おだまき流す 白糸の滝


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 白糸の滝








☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 富士裾野の巻狩り

 曽我兄弟の仇討ち

 巻狩りと仇討ち


 歴史めぐり源頼朝


 よりともジャパン.com


2016年9月14日水曜日

北口本宮冨士浅間神社



北口本宮冨士浅間神社は、日本武尊が「富士はこの地より拝すべし」という仰せ言から、浅間大神と日本武尊が祀られたのを始まりとしているといわれています。


立行石

富士講の開祖角行東覚が爪立ちして30日間の荒行を積んだという石。


仁王門礎石

明治の神仏分離まであったという仁王門の礎石。


本殿



東宮本殿

鎌倉幕府二代執権の北条義時による創建。

西宮本殿

諏訪神社

富士吉田口登山道の入口


富士太郎杉

富士夫婦檜


神変大菩薩

神変大菩薩とは、富士山開山の祖といわれる役小角のこと。

役小角は、人々を惑わしたとして伊豆大島に流罪となりますが、夜は飛行の術で伊豆山権現江の島に飛来して修行を重ねたと伝えられ、毎晩海上を歩き富士山に登っていたとも伝えられています。


旧戸川池住宅

旧戸川家住宅は、富士山への登拝客の宿泊や登山の世話と、祈祷によって神の仲立ちをしたという御師(おし)の家でした。



北口本宮冨士浅間神社



歴史めぐり源頼朝


鎌倉


よりともジャパン.com