浜降式は、例大祭前日の9月14日の早朝、「神職が由比ヶ浜に出向いて海で身を清め、採取した海藻を神域へ持ち帰って、祭礼の場を清める」という儀式。
鶴岡八幡宮の例大祭は、1187年(文治3年)に源頼朝が始めた放生会を起源としているとされていますが・・・
この浜降式のような儀式がいつ頃から行われていたものかは不明です。
ただ、鎌倉権五郎景政が開拓し、伊瀬神宮に寄進した大庭御厨との関係があるのかもしれません。
長谷の甘縄神明神社は「伊勢別宮」と呼ばれた社です。
伊勢では、古くから「禊浜」とされる二見浦で潮水を浴びて、心身を清めてから神宮へ向かう「浜参宮」という慣習があったようです。
鶴岡八幡宮の浜降式とは微妙に意味合いが違いますが、海を「神域の外側にある清めの場」としているところは同じです。
もしかすると、伊勢の祭祀文化が鶴岡八幡宮の祭祀体系の中で変化したのかも。
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