別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


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2026年7月29日水曜日

四万六千日朝詣りの観音さま~鎌倉長谷寺の十一面観音~





長谷寺の本尊・十一面観世音菩薩立像は像高9.18メートル。

木彫仏としては日本最大級の観音像。

開山の徳道の願いにより彫られた二体の観音像のうちの一体。

もう一体は奈良の長谷寺十一面観音像と伝えられています。

長谷寺の十一面観音は、一般的な十一面観音とは異なり、右手に錫杖を持ち、左手に水瓶を執って、岩座(大盤石)に立つという独特のスタイルで、「長谷寺式十一面観音」と呼ばれています。

地蔵菩薩の力(錫杖と大盤石)を観音菩薩に融合させたもの。


8月10日の鎌倉は四万六千日

観音菩薩の大功徳日(特別な縁日)です。



長谷寺の十一面観音

四万六千日


長谷寺の観音堂

長谷寺




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鎌倉の夏

ぼんぼり祭

黒地蔵縁日

閻魔縁日


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2026年7月27日月曜日

地獄で火焚きをした地蔵尊の伝説~鎌倉覚園寺の黒地蔵~




覚園寺「木造地蔵菩薩立像」(国重文)は、「黒地蔵」・「火たき地蔵」と呼ばれている地蔵尊。


地獄では罪人を苦しめるための激しい猛火(業火)が絶えず燃え盛っているといいますが・・・

伝説によると・・・

覚園寺のお地蔵さまは、地獄に落ちた罪人たちの苦しみを少しでも和らげようと、自らが地獄へ赴き、鬼の役人に代わって地獄の火焚きをしまが、地獄の猛火を浴び続けたため、その体は黒くすすけてしまったのだとか。

そして、黒くなった地蔵尊は、何度美しく彩色を施しても、一晩のうちに元の黒いお姿に戻ってしまうのだと伝えられています。


毎年8月10日は、この慈悲深い黒地蔵の縁日

覚園寺は午前0時開門。

この日の功徳は無尽蔵なのだとか。



黒地蔵縁日


覚園寺


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鎌倉の夏

ぼんぼり祭

四万六千日

閻魔縁日


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六道まいり 京都の精霊迎え~六道珍皇寺~



六道珍皇寺は、恐ろしい姿をした閻魔大王像が安置されている寺。



あの世の入り口とされる「六道の辻」にあります。

「六道まいり」は、「迎え鐘」を地獄・冥途の閻魔庁まで響き渡らせて、先祖の霊(お精霊さん)を迎えるための行事。

毎年8月7日〜10日の4日間。
6:00~22:00



六道珍皇寺の鐘は鐘楼の穴から出された引き綱を引っ張って撞きます。



六道まいりでは、高野槇が売られていますが、お精霊さんは高野槇に宿って自宅に帰るのだとか。



六道まいり

六道珍皇寺


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鎌倉の夏

ぼんぼり祭

黒地蔵縁日

四万六千日

閻魔縁日


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2026年7月25日土曜日

祇園祭の蟷螂山~からくりのカマキリと石清水八幡宮のカマキリ~



祇園祭の前祭で巡行する蟷螂山は、小田原で最古の商家「外郎家」(ういろう)の二代当主・宗奇(そうき)によって創始されました。

室町幕府二代将軍足利義詮との戦いで戦死した公卿四條隆資の勇姿を称えたもので、中国の故事「蟷螂の斧」にちなんでいるのだとか。



山鉾の中で唯一、巡行中に動く「からくり」が施されているのが蟷螂山。


カマを振り上げたり、首をかしげるたり、





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四條隆資が戦死したのは「八幡の戦い」。

石清水八幡宮の本殿欄間の彫刻の中にはカマキリもありますが、蟷螂山のカマキリをヒントに彫られたのかも・・・



祇園祭の蟷螂山と小田原外郎家


祇園祭

石清水八幡宮


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2026年7月24日金曜日

祇園祭の神輿渡御



祇園祭というと山鉾巡行を思い浮かべる方も多いかもしれませんが・・・

祇園祭は、869年(貞観11年)6月14日、当時の日本全国の国の数(66)にちなんだ長さ約6メートルの矛を66本立て、牛頭天王を祀る祇園社(現在の八坂神社)から神泉苑へ神輿を送り、災厄の除去を祈願したことに始まります。



山鉾巡行は「神が通る道を清めるための露払い」。

最も重要な神事は、神輿渡御(神幸祭・還幸祭)。

神幸祭は7月17日。

夕刻、素戔嗚尊の中御座神輿・櫛稲田姫命の東御座神輿・八柱御子神の西御座神輿の三基が八坂神社を出発。

四条御旅所まで渡御します。

還幸祭は7月24日。

御旅所で1週間を過ごした神が八坂神社へと還御します。



祇園祭の神輿渡御

祇園御霊会



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祇園祭

八坂神社


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2026年7月23日木曜日

祇園祭の「武者行列」(弓矢組・武者神役)



祇園祭「武者行列」(弓矢組・武者神役)は、神幸祭の「神輿渡御」を先頭する行列。

1974年(昭和49年)を最後に途絶えていましたが、2025年(令和7年)に復活!

2026年(令和8年)の神幸祭では6名の甲冑武者が巡行しました。



毎年、神幸祭前の7月15日・16日、弓矢町では「武具飾り」が行われ、町会所の弓箭閣や周辺の町屋には武者行列で着用される甲冑などが展示されます。




祇園祭武者行列


弓矢町武具飾り

祇園祭の神輿渡御


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祇園祭

八坂神社


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