【問】
鎌倉地方の仏像に特有の技法である「〔 〕」が注目されている。〔 〕の来迎寺 「〔 〕観音菩薩像」や浄光明寺の「阿弥陀三尊坐像(木造阿弥陀如来及両脇侍坐像)」、 〔 〕の「聖観音菩薩立像」などにその技法が見られる。
(第19回2級)

「土紋」は、粘土や漆などを混ぜて型で抜き、刺繍の文様を立体的に表現する鎌倉独特の装飾方法。
源頼朝が創った武家の都「鎌倉」の仏像には、早くから運慶の新様式が取り入れられ、さらに、宋文化も取り入れた独特の様式があみ出されました。
「土紋装飾」もその一つ。
西御門来迎寺の如意輪観音半跏像
覚園寺の阿弥陀如坐来像
宝戒寺の歓喜天像
浄光明寺の阿弥陀如坐来像
浄智寺の韋駄天立像
東慶寺の聖観音立像
円覚寺塔頭伝宗庵の地蔵菩薩坐像
が土紋が施された仏像です。
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