日向薬師は、1192年(建久3年)8月9日、源頼朝が北条政子の安産祈願のため、馬を寄附して読経をあげさせた寺社の一つ。
この日に誕生したのが、三代将軍となった源実朝。
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『吾妻鏡』には、1210年(承元4年)6月8日と1211年(建暦元年)7月8日の二度、北条政子が日向薬師を参詣したことが記録されています。
この頃、源実朝は、1208年(承元2年)に患った疱瘡の後遺症(痘痕(あばた))による精神的ショックから、鶴岡八幡宮参拝をはじめとする公式行事に姿を現さない状況が続いてしました。
『吾妻鏡』には、政子が日向薬師を参詣した理由が記されていませんが、二度目の参詣時には実朝の妻坊門姫も同行していることから、実朝の病気平癒祈願ではなかったのかと。
参考までに、政子は二度目の参詣後、鶴岡八幡宮に薬師如来を安置しています。
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秋の日向薬師の麓は彼岸花の里。
政子が日向薬師参詣のために歩いた日陰道にも彼岸花が咲きます。
10月の道灌まつりでは、「太田道灌公鷹狩り行列」と「北条政子日向薬師参詣行列」が。
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