源頼朝が創った武家政権の都「鎌倉」の歴史を中心に、関係地の伝説・文化や自然・寺社の花などの情報をお伝えします。
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別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
okadoのブログは、
『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。
2026年7月31日金曜日
四万六千日朝詣りの観音さま~鎌倉安養院の千手観音~
安養院
の
千手観音
は、
源頼朝
に仕えた
田代信綱
の守り本尊を胎内に納めているという伝説の観音さま。
何故、安養院にあるのか?
それは、信綱が比企ヶ谷に建てた田代寺が焼失しまったため、観音像が安養院に移されたから。
そのため、田代観音とも呼ばれています。
8月10日は
四万六千日
。
観音菩薩の特別な縁日です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉の夏
覚園寺の千体地蔵~鎌倉の地蔵尊 8月10日は「くらやみ参り」~
覚園寺
の地蔵菩薩(
黒地蔵
)の周りには、小さなお地蔵尊がたくさん並んでいます(千体地蔵)。
黒地蔵に願掛けをした後、千体地蔵の一体を借りて、自分の家に持ち帰って朝夕祈りつづけると、「祈願したことが叶えられる」という言い伝えがあります。
そして、借りた千体地蔵に彩色を施し、供養をして地蔵堂にお返しするという風習があるようです。
また、亡き人のために一心に供養すると、千体地蔵のうちの一体が亡き者の面影になって現れるともいわれています。
8月10日は
黒地蔵縁日
。
「くらやみ参り」とも呼ばれる地蔵菩薩の特別な縁日です。
覚園寺
は、深夜0時から開門され、正午頃まで境内には絶え間ない読経が響き渡ります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉の夏
2026年7月29日水曜日
四万六千日朝詣りの観音さま~鎌倉長谷寺の十一面観音~
長谷寺
の本尊・
十一面観世音菩薩立像
は像高9.18メートル。
木彫仏としては日本最大級の観音像。
開山の徳道の願いにより彫られた二体の観音像のうちの一体。
もう一体は
奈良の長谷寺
の
十一面観音像
と伝えられています。
長谷寺の十一面観音は、一般的な十一面観音とは異なり、右手に錫杖を持ち、左手に水瓶を執って、岩座(大盤石)に立つという独特のスタイルで、「長谷寺式十一面観音」と呼ばれています。
地蔵菩薩の力(錫杖と大盤石)を観音菩薩に融合させたもの。
8月10日の鎌倉は
四万六千日
。
観音菩薩の大功徳日(特別な縁日)です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉の夏
2026年7月28日火曜日
鶴岡八幡宮一の鳥居の創建はいつ?
鶴岡八幡宮
の
一の鳥居
(
浜の大鳥居
)は、参道の
若宮大路
の南端にある鳥居ですが、1180年(治承4年)に
源頼朝
が創建したものと伝承されています。
『吾妻鏡』によると、この年の10月、鎌倉を本拠とした頼朝は
由比若宮
を現在地に遷座。
12月には
鶴岡若宮
に鳥居を建てています。
この『吾妻鏡』の記事が創建年の根拠となっているようですが・・・
このとき参道の
若宮大路
は造営されていません。
若宮大路
が造営されるのは1182年(養和2年)のことですので、1180年(治承4年)に建てられたのは社殿のすぐ前の鳥居と考えられます。
近年では、若宮大路造営時の1182年(養和2年)の創建とする説が有力となっています。
2026年7月27日月曜日
地獄で火焚きをした地蔵尊の伝説~鎌倉覚園寺の黒地蔵~
覚園寺
の
「木造地蔵菩薩立像」
(国重文)は、「黒地蔵」・「火たき地蔵」と呼ばれている地蔵尊。
地獄では罪人を苦しめるための激しい猛火(業火)が絶えず燃え盛っているといいますが・・・
伝説によると・・・
覚園寺のお地蔵さまは、地獄に落ちた罪人たちの苦しみを少しでも和らげようと、自らが地獄へ赴き、鬼の役人に代わって地獄の火焚きをしまが、地獄の猛火を浴び続けたため、その体は黒くすすけてしまったのだとか。
そして、黒くなった地蔵尊は、何度美しく彩色を施しても、一晩のうちに元の黒いお姿に戻ってしまうのだと伝えられています。
毎年8月10日は、この慈悲深い
黒地蔵の縁日
。
覚園寺
は午前0時開門。
この日の功徳は無尽蔵なのだとか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉の夏
六道まいり 京都の精霊迎え~六道珍皇寺~
六道珍皇寺
は、恐ろしい姿をした閻魔大王像が安置されている寺。
あの世の入り口とされる
「六道の辻」
にあります。
「六道まいり」
は、「迎え鐘」を地獄・冥途の閻魔庁まで響き渡らせて、先祖の霊(お精霊さん)を迎えるための行事。
毎年8月7日〜10日の4日間。
6:00~22:00
六道珍皇寺
の鐘は鐘楼の穴から出された引き綱を引っ張って撞きます。
六道まいり
では、高野槇が売られていますが、お精霊さんは高野槇に宿って自宅に帰るのだとか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉の夏
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