別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


ラベル 源頼朝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 源頼朝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年4月1日水曜日

土肥焼亡の舞~源頼朝旗挙げ武者行列 4月5日湯河原町~


1180年(治承4年)、以仁王が全国の源氏に平家打倒の令旨を発します。

伊豆の流人だった源頼朝は、8月17日に挙兵。

8月20日には相模国へと進軍しますが、8月24日、石橋山で大敗。

山中を彷徨い、一時、箱根権現に身を潜めますが、土肥実平の案内で土肥郷へ下り、8月28日、真鶴から安房国へと船出します。

その途中の山上から実平が見たのは、敵将伊東祐親が放った火によって、実平の本拠土肥郷が燃える光景でした。

我が家が燃えるのを見た実平は、頼朝の前で即興の謡で舞います。

「八幡大菩薩の光を受けて、平家を滅ぼし天下と四方の海を照らせば、我らの子孫も反映する。

我家は何度でも焼けばよい。

頼朝が天下を取れば、土井の杉山の木で造り替えることができる・・・」

実平は源氏の勝利を信じ、子孫の繁栄を願って舞ったのだいいます。



湯河原町で毎年4月に開催されている「源頼朝旗挙げ武者行列」では、五所神社・桜木公園・城願寺で実平の「焼亡の舞」が再現されます。

2026年は4月5日(日)。


土肥祭


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



頼朝が安房へ向けて船出した浜は、真鶴町の岩海岸といわれています。

岩海岸に通じる道は謡坂(うたいざか)。

実平は、この坂で頼朝の無事と再起を願って謡い踊ったのだと伝えられています。

真鶴町では3月22日に「源頼朝旗挙祭」が開催されました。


源頼朝旗挙祭


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


湯河原・真鶴の源頼朝伝説

歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com


2026年3月29日日曜日

鵐窟縁起の碑~真鶴 鵐窟:源頼朝伝説の石碑~


『吾妻鏡』によると、1180年(治承4年)、伊豆国で源氏再興の挙兵をした源頼朝は、石橋山の戦いに敗れ、真鶴から安房へと船出しています。


船出した浜は岩海岸、船出まで潜伏していた洞穴が鵐窟(しとどのいわや)と伝えられています。

頼朝が鵐窟に滞在している間、食料を提供した者は「五味」、警護にあたった者は「御守」、樹木で洞穴を覆い隠した者は「青木」の名字を賜ったのだとか。

以来、「真鶴の三名家」と言い伝えられてきました。




「真鶴の三名家」の一つ五味家の演貞は、1645年(正保2年)、僧・蔭山に依頼して『鵐窟縁起』を作成。

頼朝の伝説を後世に伝えるため、その紀文と頼朝の絵像を鵐窟の岩石に刻みました。

それが「鵐窟縁起の碑」で、現在は真鶴町民センター入口に置かれています。

『鵐窟縁起』には、石橋山の戦いに敗れた頼朝が村人の助けを得て、安房へと渡り、その後鎌倉に幕府を開き古今天下泰平の世を築いたことが記されています。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


鵐窟

鵐窟は、かつては海に面した巌窟で、船でなければ辿り着くことができなかったそうです。

伝説によると、頼朝を探す大庭軍が巌窟に踏み込もうとしますが、鵐(しとど)という鳥が群れを成して飛び立っていったため、「人はいない」と判断して立ち去っていったのだとか。

鵐は架空の鳥。




頼朝が船出した岩海岸には、「源頼朝開帆處(かいはんしょ)の碑」が建てられています。




岩海岸では、2025年から「源頼朝旗挙祭」が開催され、巨大鍋で料理された「頼朝旗挙げ鍋」が振舞われます。

2026年は3月22日に開催されました。




源頼朝船出の浜 真鶴町


源頼朝旗挙祭


土肥祭


湯河原・真鶴の源頼朝伝説

歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com


2026年3月17日火曜日

金王桜まつり2026~金王八幡宮の花見と金王丸尊像御開帳~




東京渋谷にある金王八幡宮は、源頼朝の父源義朝に仕えた金王丸の名がつけられた神社。

金王丸は、源義経を襲撃した土佐坊昌俊と同一人物ともいわれます。




そして、社殿前に植えられている金王桜は、源頼朝が鎌倉の亀ヶ谷館(壽福寺)から移植させたという「憂忘桜」(うわわすれのさくら)。

鎌倉の材木座原産という桐ヶ谷と同じで、八重と一重の花が混生している珍しい桜。

毎年、見ごろとなる時期に「金王丸祭」と「金王桜まつり」が行われています。

年に一度の金王丸尊像の開帳も。




【金王丸祭】
3月28日(土)
11:30~12:00

【金王丸尊像特別開帳】
3月28日(土)
11:30~14:00

【金王丸桜まつり】
3月28日(土)
12:00~17:00
3月29日(日)
11:00~17:00

境内には、屋台物販等の出店や飲食スペースも!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


金王桜まつり





金王八幡宮は、渋谷駅東口から徒歩6分。


金王桜




☆ ☆ ☆ ☆ ☆


鎌倉の桜


春旅!鎌倉

鎌倉GW特集


鎌倉アジサイ特集


よりともジャパン.com


2026年3月4日水曜日

源頼朝に船役を免除された鮫追船~真鶴町:頼朝船出の浜~


1180年(治承4年)8月、伊豆国源氏再興の挙兵をした源頼朝は、相模国へと進軍しますが、石橋山の戦いで大庭・伊東の連合軍に大敗。

土肥実平の手引きで土肥山中に逃れた頼朝は、8月28日、安房国で再挙するため、真鶴の岩海岸から船出します。




伝説によると・・・

頼朝を乗せた船が海上へと漕ぎ出したところへ、追ってきた大庭の軍兵が船を発見。

追手は浦人に

「あの船は槍などを持っているようだが何だ」

と尋ねますが、浦人が

「あれは鮫追船で、鮫が出て漁のさまたげになっているので、それを退治するため船です」

と答えると、追手はその言葉を信じて引き揚げたため、頼朝は難を逃れることができたのだとか。


のちに全国を制した頼朝は、浦人の功労を賞して岩海岸の鮫追船三艘の船役を免除。

その特権は江戸時代まで続いたのだとか。



北条氏朱印状

後北条氏も頼朝にならって船役を免除し、真鶴町には1581年(天正9年)に与えられた鮫追船の新造諸役免除の朱印状が伝えられています。




2026年(令和8年)3月22日(日)、岩海岸では源頼朝旗挙祭が開催されます。



源頼朝旗挙祭2026


源頼朝旗挙鍋






☆ ☆ ☆ ☆ ☆


湯河原・真鶴の源頼朝伝説


湯河原町では・・・
土肥祭
(4月5日)

夏には・・・
貴船祭
(7月24日・25日)


歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com



2026年2月24日火曜日

狩宿さくらまつり2026~源頼朝ゆかりの狩宿の下馬ザクラ~


富士宮市の「狩宿さくらまつり」は、源頼朝ゆかりの狩宿の下馬桜を中心に開催される桜祭。

地元特産品の販売やお茶席・舞台公演などが催されます。








「狩宿さくらまつり」の会場は、1193年(建久4年)の富士裾野の巻狩り源頼朝が本陣としたという井出館



井出館の門前に聳えるのが源頼朝が馬を繋いだという「狩宿の下馬ザクラ」(駒止の桜)。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


狩宿の下馬ザクラ


狩宿さくらまつり

狩宿さくらまつりウォーク


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


富士裾野の巻狩り

曽我兄弟の仇討ち

巻狩りと仇討ち

白糸の滝

歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com