別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


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2026年1月20日火曜日

京都 総神社~源義経の父義朝の神霊が祀られている社~


総神社は、源義経の誕生地とされる紫竹に鎮座する社。




平安時代末期、総神社付近には義経の父源義朝の別邸があって、妾だった常盤御前は、そこで牛若丸(義経)を出産したのだと伝えられています。

紫竹には、常盤御前が安産を祈願した常徳寺、常盤御前の守り本尊が安置されている光念寺牛若丸誕生井などの寺社・史跡が点在しています。





源義経

源義朝


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2026年1月16日金曜日

閻魔大王ゆかりの六道珍皇寺の寺紋は笹竜胆(ささりんどう)




お盆の精霊迎え「六道まいり」と閻魔大王ゆかりの寺として知られる六道珍皇寺の寺紋は「笹竜胆」(ささりんどう)。

正確には「子持ち引両に笹竜胆」で、笹竜胆の上に二本の線(上に太い線、下に細い線)が描かれたものです。


子持ち引両に笹竜胆


寺紋は、寺に関係する氏族の家紋をそのまま用いることが多いですが、六道珍皇寺で象徴的な人物といえば、冥界と現世を行き来したという平安時代公卿・小野篁。

ただ、小野篁の紋が笹竜胆だったということではないようです。

では何故、笹竜胆を寺紋としているのでしょう?

六道珍皇寺は、鎌倉時代までは真言宗の寺で東寺の末寺として栄えますが、中世の兵乱で荒廃し、室町時代に建仁寺の良聡によって再興されました。

建仁寺は、1202年(建仁2年)に鎌倉幕府二代将軍源頼家の援助で創建された京都最古の禅寺。

鎌倉時代から五山に列せられていた格式のある寺です(現在は京都五山第三位)。

笹竜胆は、清和源氏の紋として知られていますが、頼家は清和源氏。

建仁寺は、源氏や北条氏の庇護のもとで発展した寺ですので、六道珍皇寺が再興される際にも源氏の流れを汲む支援者が多く関わっていたのかもしれません。

また、室町時代は清和源氏の足利氏によって統治された時代です。

足利氏の紋は二引両で、建仁寺の寺紋は「二引両に五七の桐」。

「五七の桐」は室町幕府を開いた足利尊氏が賜ったもの。


二引両に五七の桐

鎌倉幕府滅亡後の建仁寺は足利氏の庇護によって発展し、三代将軍足利義満の時代には京都五山第三位に列せられました。

寺紋に「二引両に五七の桐」が用いられているのは足利氏の影響によるものと思われますが、六道珍皇寺の笹竜胆の上の二引両もそうなのかもしれません。



六道珍皇寺


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2026年1月11日日曜日

今宮神社の「あぶり餅」を食べて無病息災!




「あぶり餅」は、きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶった後、白味噌のタレをぬったもの。

病気・厄除けの御利益があるのだとか。



今宮神社は、一条天皇の時代に疫病退散のために船岡山で行われた「紫野御霊会」 に始まる社。



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三千院の阿弥陀三尊像~午年の守り本尊・勢至菩薩に初め参り~




三千院往生極楽院に安置されている阿弥陀三尊像は、平安時代を代表する仏像で国宝。

脇侍の観音菩薩と勢至菩薩は、正座の状態から両足のつま先を立てて少し前かがみになった「大和坐り」といわれる珍しい坐り方。

往生する人々を極楽浄土へ迎え入れるその一瞬の様子を表しているそうです。



勢至菩薩
往生者を迎える姿

観音菩薩
往生者を蓮台に乗せる姿


午年の守り本尊・勢至菩薩の縁日は毎月23日。



往生極楽院

三千院


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2026年1月9日金曜日

上賀茂神社の神馬「神山号」~白馬奏覧神事~


上賀茂神社は、祭神の賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)が御神体の山である「神山」(こうやま)に降臨したことに始まります。

降臨する際、賀茂別雷大神は「馬を走らせて待つように」という伝承から、上賀茂神社では古くから馬を神聖なものとして扱ってきました。


玉依媛命と賀茂別雷大神~賀茂神社由来物語と葵祭~


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今でも生きた馬が神馬として奉納され、神馬舎には白馬の「神山号」が。

「神山号」という名は祭神の賀茂別雷大神の神山降臨伝説に由来しています。

普段は京都産業大学の馬術部で世話をされていますが、恒例祭と日曜・祝日に出社しています(7月末から9月初旬までは「夏休み」)。



毎年、1月7日、上賀茂神社では白馬奏覧神事が行われています。

古代の宮中では、年初めに白馬を見ると邪気が祓われるとされ、白馬節会が催されてきましたが、白馬奏覧神事はそれを神事として伝承しています。

神山号に大豆が与えられ無病息災が祈願されています。



白馬奏覧神事


上賀茂神社


神馬訪い巡り


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白馬節会

七草粥


青馬「池月」

馬頭観音


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2026年1月8日木曜日

蛭子船巡行~祇園えべっさん 京都八坂神社~




1月9・10日は「祇園のえべっさん」。

「祇園のえべっさん」は八坂神社の末社北向蛭子社の祭礼。

1月9日15:00からの蛭子船巡行では、七福神を乗せた蛭子船が八坂神社と四条烏丸間を往復します。









八坂神社は祇園信仰発祥の社とされ、かつては祇園精舎の守護神である牛頭天王を祀っていたことから「祇園神社」「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれていました。



えびす船巡行

宝恵かごホイ!


都七福神


七福神信仰の歴史


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