(湯河原町・城願寺)
謡曲「七騎落」によれば・・・
石橋山の戦いに敗れた源頼朝は、数日間山中を彷徨った後、真鶴から海路安房へと渡ることにします。
頼朝主従は八騎。
しかし、「八」という数字は源氏にとって不吉な数字だったので、土肥遠平が下船したのだといいます。
湯河原町城願寺の七騎堂には、安達盛長、岡崎義実、新開忠氏、源頼朝、土屋宗遠、土肥実平、田代信綱の像が祀られています。
★不吉な数字・・・
平治の乱で敗れた源義朝が東国に逃れようとしたときが八騎でした。
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~七騎堂のある城願寺~
城願寺は源頼朝を助けた土肥実平の菩提寺。
山門
ビャクシン
実平お手植えと伝えられ、樹齢800年と推定される国の天然記念物。
鐘楼
本堂
土肥一族墓
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(真鶴町)
1180年(治承4年)8月28日船出。
(鋸南町)
翌日、安房に上陸。