別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年10月9日日曜日

江ノ電の極楽寺トンネル・・・極楽洞と千歳開道

江ノ電極楽寺駅長谷駅の間には、江ノ電唯一のトンネルがあります。

それが「極楽寺トンネル」。

全長200メートルの短いトンネルです。


極楽洞
明治40年開通当時の写真


「極楽寺トンネル」は、極楽寺側では「極楽洞」と呼ばれています。

極楽寺側の入口は、煉瓦造りの坑門で、今なお建設当時の原型をとどめています。



桜橋から見た極楽洞

桜橋から見た極楽洞


「極楽洞」は、平成22年11月24日、鎌倉市の景観重要建築物等に指定されました。


構造規模:

構造形式/単線断面、煉瓦造
内空高/5.285m 
内空幅/3.940m



極楽洞の出口から見た桜橋

千歳開道
長谷側からのトンネル入口

「極楽寺トンネル」は、長谷側では「千歳開道」という名前を持っています。

これは、桂内閣で大蔵大臣だった曾屋禰荒助氏が「極楽洞」を、元内閣総理大臣の松方正義が「千歳開道」を揮毫したからなのだといいます。

昔は、極楽寺側と同じような立派な坑門があったのでしょうか・・・。


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