それが「極楽寺トンネル」。
全長200メートルの短いトンネルです。
極楽洞 明治40年開通当時の写真 |
「極楽寺トンネル」は、極楽寺側では「極楽洞」と呼ばれています。
極楽寺側の入口は、煉瓦造りの坑門で、今なお建設当時の原型をとどめています。
桜橋から見た極楽洞
桜橋から見た極楽洞
「極楽洞」は、平成22年11月24日、鎌倉市の景観重要建築物等に指定されました。
構造規模:
構造形式/単線断面、煉瓦造
内空高/5.285m
内空幅/3.940m
極楽洞の出口から見た桜橋 |
千歳開道 長谷側からのトンネル入口 |
「極楽寺トンネル」は、長谷側では「千歳開道」という名前を持っています。
これは、桂内閣で大蔵大臣だった曾屋禰荒助氏が「極楽洞」を、元内閣総理大臣の松方正義が「千歳開道」を揮毫したからなのだといいます。
昔は、極楽寺側と同じような立派な坑門があったのでしょうか・・・。
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