若宮大路の中央には、一段高い「段葛」が築かれました。
昔は、由比ヶ浜(前浜)の一の鳥居まであったという段葛ですが、現在は、二の鳥居から三の鳥居までの約500メートルが残されています。
段葛には遠近法が用いられ、鶴岡八幡宮に近づくほど道幅が狭くなっていきます。
二の鳥居前の「鶴岡八幡宮の石碑」は、日露戦争の英雄東郷平八郎の揮毫です。
二の鳥居前の狛犬です。
昭和36年、小野田セメントより奉納されたもので、かなり大きなものです。
昔の段葛
~手斧始式~
毎年1月4日は、鶴岡八幡宮創建のときにも行われたという「手斧始式」です。
二の鳥居から段葛を御神木が運ばれ、舞殿前に用意された祭場に奉安されます。そして、古式にのとった儀式が行われます。
~桜のトンネル~
春になると段葛は「桜のトンネル」となります。段葛のある若宮大路は、「桜の名所100選」に選ばれています。
(参考:段葛の桜)
~ツツジの道~
桜の季節が終わるとツツジが咲きます。
(参考:段葛のツツジ)
~七夕飾り~
七夕祭のときには、二の鳥居と三の鳥居に吹き流しが飾られます。
~神幸祭~
9月15日の神幸祭では、鶴岡八幡宮の本宮(上宮)の三基の神輿が二の鳥居まで渡ります。
神事の後、八乙女の舞が奉仕されます。
(参考:神幸祭~鶴岡八幡宮例大祭~)
~ヒガンバナ~
秋には、植え込みの隙間からヒガンバナが咲きます。
(参考:段葛のヒガンバナ)
~雪の段葛~
~新年の段葛~
段葛
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鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html