別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2024年11月21日木曜日

光源氏月見の旧跡~源氏物語ゆかり地・明石~



光源氏明石での屋敷・浜の館のモデルとなったという無量光寺は、「光源氏の月見寺」として知られています。




岩屋神社の門かぶりの松は、「光源氏月見の松」と呼ばれています。




朝顔光明寺の境内には「光源氏月見の池」があります。





源氏物語 須磨・明石









☆ ☆ ☆ ☆ ☆


源氏物語

光源氏


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平安宮 源氏物語ゆかりの地

琵琶湖で紫式部・源氏物語

源氏物語 須磨・明石

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紫式部・源氏物語・光源氏ゆかりの地めぐり~光る君へ~


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源氏物語・明石の巻~光源氏と明石の君~




住吉の神の導きに従って須磨から明石へ移った光源氏は、明石入道の娘・明石の君と出会うことに。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



住吉大社は、『源氏物語』に描かれた社。

藤原詮子藤原道長藤原彰子が参詣しています。

赤染衛門は息子の病気回復を祈願しました。

明石光源氏と結ばれた明石の君は二度参拝しているようです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



無量光寺は、光源氏の屋敷・浜の館のモデルとなったという伝承がある寺院。

境内には源氏稲荷があります。



山門前の蔦の細道は、光源氏明石の君岡辺の家へ通うときに使ったという道。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



善楽寺戒光院には、「光源氏の明石の浜の松」や「明石入道の碑」があります。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



岡之屋形(岡辺の家)は、明石入道の娘・明石の君の屋敷。

明石入道は、「明石の君が天皇の母となる娘を産む」という夢告を受けていました。

娘の出世を願う明石入道は明石の君を光源氏に引き合わせます。

そして、明石の君は懐妊。

光源氏が帰京してから女の子が誕生します。


📎思ふには…我慢できない恋心~古今和歌集の歌と光源氏の恋文~





源氏物語 須磨・明石









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源氏物語

光源氏


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2024年11月20日水曜日

銭洗弁財天の銭洗い~正しい銭の清め方~




銭洗弁財天の霊水で洗い清めたお金は「有意義なことに使うこと」。

使う事で福が巡ってきます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


まずは「線香とろうそく」を購入し、ざるをお借りします。



身を清めるために線香をたて、闇を照らす「ろうそく」を灯します。




そして本宮と奥宮にお参り。




最後にお借りしたざるに銭を入れて霊水で清めます。


洗ったお金はハンカチなどでよく拭き取りましょう。

お札は「びしょびしょ」になるまで霊水をかける必要はないそうです。

端っこに少しかけるだけで御利益があるそうです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


銭洗信仰は「霊水で銭を洗うと数倍にもなって返ってくる」というもの。

「返ってくる」ということですから持っていたのでは増えないのでしょう。

感謝の心をもって有意義なことに使う事が大切です。





2025年(令和7年)は巳年。

巳は蛇!

蛇は弁財天の使い。

巳の日には蛇が弁財天に願いを届けてくれる!


新年初巳の日は1月6日。



銭洗弁財天


初巳祭








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鎌倉初詣特集

鎌倉新年のイベント

鎌倉江の島七福神


京都は七福神発祥の地
都七福神


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源氏物語・須磨の巻~光源氏が蟄居した地~




紫式部『源氏物語』は、「須磨の巻」から書き始められたともいわれます。

須磨は、光源氏のモデルともいわれる在原行平ゆかりの地。




光源氏は、政敵の右大臣の娘・朧月夜との密会が露見してしまったことを機に須磨へ退くことに。

一年が経った3月、須磨の浦で禊(巳の日祓)をしていた光源氏は豪風雨に襲われます。

そして、亡き父の桐壺帝が夢枕に現れ、住吉の神の導きに従い須磨を離れるように告げられます。

翌朝、明石入道の舟で明石へと移り、明石入道邸で明石の君と出会うことに。

京都市勧業館「みやこめっせ」前の源氏物語石像は、「源氏物語千年紀」に建てられたもの。


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「須磨には、年返りて、日長くつれづれなるに、植ゑし若木の桜ほのかに咲き初めて、空のけしきうららかなるに、よろづのこと思し出でられて、うち泣きたまふ折多かり」

「若木の桜」は光源氏紫の上を想って植えた桜。

須磨寺源平の庭には「若木の桜跡」があります。


若木の桜



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現光寺には、「光源氏月見の松」が聳えます。



現光寺は、光源氏が住まいしていた地と伝えられることから「源氏寺」と呼ばれます。


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関守稲荷神社は、光源氏巳の日祓をした場所とみなして「巳の日稲荷」と呼ばれています。




源氏物語 須磨・明石









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