伊豆の国市の四日町・寺家・中條地区を「北条の里」と呼ぶのだそうです。
伊豆の国市には、三島大社を起点に下田に至る下田街道が通っています(現在の国道136号線)。
ただ、かつての下田街道は、その西側を通っていたのだといいます。
それが「頼朝・政子語らいの路」。
「頼朝・政子語らいの路」沿いには、源頼朝と北条氏ゆかりの寺が五つあります。
北から成福寺・光照寺・願成就院・信光寺・真珠院。
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北条時政邸の一部だった所で、流人の源頼朝と北条政子のために建てられた別亭があった場所とも。
『吾妻鏡』には、願成就院の北隣に源頼朝の別荘が建てられたことが記されている。
北条時政が創建した寺。
本尊阿弥陀如来坐像・不動明王と二童子像(矜羯羅童子・制咤迦童子)・毘沙門天像は、北条時政の発願により造立された運慶の真作。
鎌倉御家人・武田信光が創建したという寺。
源頼朝との悲恋の末に命を落とした八重姫の伝説が残された寺。
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「北条の里さんぽ路」は、光照寺から北条氏邸跡まで続く道。
その途中には、北条政子産湯の井戸・伝堀越御所跡があります。
北条時政邸の一部だったとされる場所に残された井戸。
室町時代に関東主君として派遣された堀越公方足利政知の館跡と推定されている遺構。
北条氏が本貫地である伊豆北条に営んだ邸宅跡。
鎌倉幕府滅亡後は、この地に北条高時の母覚海円成が円成寺を建立。
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これらの寺院や史跡の中心にあるのが守山。
守山山頂からの景色
守山の中腹には源頼朝が信仰したという守山八幡宮が鎮座。
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