富岡八幡宮は、深川八幡宮とも呼ばれる江戸最大の八幡宮。
1627年(寛永4年)、当時永代島と呼ばれた小島に長盛法印が創祀したのを始まりとする社。
長盛法印は菅原道真の末裔で、1624年(寛永元年)、神託をうけて道眞が彫ったとされる八幡神像を江戸のしかるべき地に祀るため京都から下向したのだといいます。
1684年(貞享元年)には、現在の大相撲の前身となった勧進相撲が行われ、勧進相撲発祥の神社として知られています。
現在の社殿は、1956年(昭和31年)の造営。
神輿庫
富岡八幡宮には、元禄期に紀伊国屋文左衛門が奉納した三基の神輿がありましたが、1923年(大正12年)の関東大震災で焼失。
それから68年の時を経て1991年(平成3年)に奉納されたのが御本社一の宮神輿。
一の宮神輿
二の宮神輿
1997年(平成9年)には、二の宮神輿が制作されました。
長盛法師は、富岡八幡宮の別当寺として永代寺も建立。
永代寺は、明治の神仏分離令によって廃寺となりました。
現在の永代寺は、旧永代寺の塔頭・吉祥院がその名を引き継いだ。
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