午後から小笠原流流鏑馬が奉納されました。
まずは、馬場入り前の神事で弓矢が授けられた3人の射手の妙技です。
この3人の装束は「あげ装束」。
立烏帽子、綾藺笠を被り、鎧直垂に射籠手を着け、夏鹿毛の行騰・太刀を履き、箙を負い弓矢を持つもので鎌倉時代の狩装束です。
1192年(建久3年)、富士裾野の巻狩りを催した源頼朝の装束もこのようなものだったのでしょうか・・・。
その後は平騎射の装束での妙技が続きます。
的は一尺八寸角(0.55cm)の杉板。
的中するとパーンという音が響きます。
扇の合図でスタート。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、1187年(文治3年)8月15日、源頼朝が放生会の後に奉納したのがはじまりとされています。
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