『吾妻鏡』によると・・・
1219年(建保7年)2月1日、駿河国で阿野全成の四男・時元が将軍の座を望んで挙兵しますが・・・
北条政子の命により、北条義時が派遣した金窪行親をはじめとする追討軍に敗れ、2月22日、自刃したのだといいます。
時元は政子の妹・阿波局が産んだ子。
この時、阿波局がどうしていたのかは定かではありません・・・
(沼津市大泉寺)
大泉寺は阿野全成の居館跡に建つ寺。
境内には1203年(建仁3年)、謀反の疑いで誅殺された全成と時元の墓が建てられています。
『吾妻鏡』は、時元が挙兵したと伝えていますが、北条氏の源氏粛清だったとする説があるようです。
大泉寺には、全成・時元と源実朝を暗殺した公暁の位牌が伝えられています。
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