１１８５年（文治元年）、源頼朝に追われて吉野山に逃げ込んだ源義経。
吉水神社は、静御前や弁慶らとともに隠れ住んだ場所と伝えられています。
花矢倉は源義経を落ち延びさせるため、佐藤忠信が金峯山寺の僧兵を相手に戦ったという場所。
忠信は、吉野一の荒法師と呼ばれていた覚範を討ち取ります。
金峯山寺の僧兵の山狩りから逃れるため、源義経が身を隠したと伝えられている堂。
（勝手神社）
吉野山で愛する源義経と別れた静御前。
京へ帰るはずが・・・
従者に金銀を奪われ山中を彷徨っているところを金峯山寺の僧兵に捕えられてしまいます。
捕えられた際、静御前は勝手神社の社殿の前で舞い、荒法師たちを感嘆させたのだと伝えられています。
蔵王堂は金峯山寺の本堂。
高さ34メートル、四方36メートルで木造の古建築としては、東大寺の大仏殿に次ぐ大きさ。
古代から中世にかけての大寺院では僧兵を抱えていましたが、金峯山寺でも吉野大衆（よしのだいしゅ）と呼ばれる多くの僧兵がいました。
延暦寺や興福寺の僧兵にも劣らないほどの勢力だったともいわれ、事があれば勝手神社の神輿を担いで都へ強訴に出向いていたのだといいます。
源義経を探し出すために山狩りをした衆僧がこの吉野大衆。
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鎌倉との繋がりを求めて。
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2022年の大河ドラマ
