別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年8月27日火曜日

隅田川沿いの源頼義・源義家伝説~鳥越神社・今戸神社~

 鳥越神社

鳥越神社は、東夷征討の折に暫く滞在した日本武尊を祀るため、651年(白雉2年)、村人が建てた白鳥神社を始まりとする社。

その後・・・

永承年間(1046年~1053年)に、奥州安倍氏の反乱を鎮圧に向かう源頼義義家父子が大川(隅田川)を渡るのに苦心していると、一羽の白鳥が飛んできて浅瀬に立って、対岸に渡れることを教えたのだといいます。

軍勢を対岸に渡すことができた義家は、これは白鳥明神の加護であるとして、白鳥神社を参拝し、鳥越大明神の社号を奉ったのだとか。

以後、白鳥神社は鳥越神社と呼ばれるようになったのだそうです。





都内最大級と言われる本社神輿


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 今戸神社

今戸神社は、1063年(康平6年)に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧進して創建した今戸八幡を始まりとしています。

この年、頼義は、鎌倉の由比郷にも石清水八幡宮を勧請して由比若宮を建てています。

由比若宮は鶴岡八幡宮の前身。




今戸神社は、幕末の武装組織「新選組」の一番隊組長だった沖田総司終焉の地でもあります。










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