別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2022年5月22日日曜日

『吾妻鏡』が伝える平泉の毛越寺




『吾妻鏡』は毛越寺について以下のように伝えています。


堂塔は40余、禅坊は500余。

基衡が、これを建立した。




金堂は円隆寺といい、金銀を沢山用いて、紫檀や赤木などを使用し、多くの宝物で彩られ、雲慶作の丈六薬師如来像と十二神将像が安置されている。

玉眼入りの仏像としては最初の例。

講堂、常行堂、二階惣門、鐘楼、経蔵などもある。




(二階惣門跡)




吉祥堂の本尊は、洛陽の補陀洛寺の本尊(観音)を模したもの。

生身の観音で厳重な霊像で、丈六の観音像を造って、胎内に納めた。


千手堂には、金銀をちりばめた木像二十八部衆が安置。




嘉勝寺(嘉祥寺)は、基衡が完成を見ずに入滅したので、秀衡が完成させた。

本尊は丈六の薬師如来で、四方の壁と三面の扉には法華経第28巻の内容が彩りよく描かれている。







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