1180年(治承4年)10月9日、源頼朝の御所の造営が始まりました。
工事を奉行したのは大庭景義。
まずは、新造の建物ではなく、山ノ内にあった首藤兼道の旧宅が移築されています。
安倍晴明の護符の御加護で「200年もの間火災にも遭わずにいた」ということから移築されたとのだとか。
首藤兼道邸の移築は10月15日に完了しています。
ただ、その場所がどこだったのかは定かではありません。
首藤邸の移築工事と併行して、大倉の地に新造建物の建築も行われ、12月12日に完成しています。
(京都:晴明神社)
安倍晴明は平安時代の陰陽師。
平安以降、鎌倉時代から明治に至るまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖。
陰陽師は、星の動きで吉凶を予測し、呪術をつかっての厄除けや怨霊を鎮める役職でした。
晴明神社は、晴明を祀るため、屋敷跡に建てられました。
(北鎌倉)
伝説によると、山ノ内には安倍晴明の屋敷があったのだとか・・・
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