別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年10月3日日曜日

源頼朝が平家討滅を祈願した浅草寺




1180年(治承4年)10月、隅田川を渡河して武蔵国に入った源頼朝は、浅草寺で平家討滅祈願。



浅草寺の御神木のイチョウは頼朝のお手植えと伝えられています。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

浅草寺

浅草寺の本尊は秘仏の聖観音像。

源頼朝が信仰して以後、代々将軍の帰依を受けて発展した浅草寺は、江戸時代に入ると徳川家康によって幕府の祈願所に定められました。

東京都内最古の寺で、唯一の坂東三十三箇所観音霊場(第十三番)。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

1079年(承暦3年)、浅草寺は原因不明の火災で炎上。

この時、御本尊は本堂の西方にあった榎の梢に自ら避難したのだといいます。

それから約70年後、頼朝の父義朝は、御本尊が避難したという大榎で造った観音像を奉納。

毎年1月に執り行われる「温座秘法陀羅尼会」の本尊とされている「榎観音」がその像と伝えられています。



浅草寺


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