『相州鎌倉海光山長谷寺事実』によると・・・
本尊十一面観音(9.18m)は、721年(養老5年)の造立。
736年(天平8年)に相模国三浦郡長井浦に流れ着いた観音像は、藤原房前が鎌倉に移して長谷寺を創建。
開山は徳道。
1200年(正治2年)、大江広元が再建。
1264年(文永元年)、維康親王が本堂を建立。
(奉行:北条時宗 住持:真光)
国の重要文化財に指定されている梵鐘が鋳造されたのも鋳造されたのも1264年(文永元年)。
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本尊の十一面観音は、ふだんは仏具等によって膝から下が見えませんが、造立1300年を記念して、顔から足先までの全身を拝観できるようになりました。
さらに、12月18日の納めの観音のみで行われていた御足参りが、3月18日からは毎日実施されます。
そして、特別装飾された本尊が拝観できるようです。