別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年1月23日日曜日

職人の神さま聖徳太子~太子講:宝戒寺~

聖徳太子は、推古天皇の摂政となった人物です。

飛鳥時代574年(敏達天皇3年)から622年(推古天皇30年)に活躍しました。

遣隋使を派遣するなどして大陸文化を積極的に取り入れました。そして、日本最初の仏教文化を開花させました。

飛鳥文化と呼ばれています。

そして、四天王寺や法隆寺を建立するとともに「工芸技能者の保護育成」を図りました。各地で「職人の神さま」として祀られているはそのためです。


鎌倉の宝戒寺には聖徳太子を祀った太子堂があります。
(サルスベリの花が咲く頃の太子堂)

安置されているのは「聖徳太子二歳尊像」

宝戒寺では、毎年1月22日に「太子講」が開かれています。

鎌倉周辺の大工・鳶・左官・板金工・植木職などが集まって祭事が執り行われます。



昭和の初期までは、この太子講が終わった後、その年の諸職人の賃金を決める習慣になっていたといいます。

大工の賃金が決められ後に、他の職人の賃金が決定していたそうです。






太子堂での護摩焚きが終わると、「木遣唄」が奉納されます。





※写真は平成20年のものを使用しています。

太子講~宝戒寺~
https://www.yoritomo-japan.com/gyoji-maturi/taisiko-hokaiji.htm
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