寺院の祭が1月中に行われるというのは、なかなか珍しい事のようです。
文殊堂に安置されている文殊菩薩坐像は、神奈川県の重要文化財に指定されているもので、1月25日の文殊祭の日のみに開帳される秘仏です。
この文殊菩薩像は、鎌倉時代後期のものと考えられていますが、一説には、蘭渓道隆が宋から持ってきた像であるともいわれています。
宋からやってきた蘭渓道隆は、壽福寺に住していましたが、五代執権北条時頼によって常楽寺に招かれました。
そして、道場が開かれ「禅」が広められることになります。
その後、建長寺の開山を務めた関係から、常楽寺は、「建長寺の根本」と称されています。
参詣者には甘酒が振る舞われます。 |
文殊菩薩は、知恵を司るという由来から、受験生の参拝も多く、「卯年生まれの守り本尊」としても信仰されてます。
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文殊堂
文殊祭
http://www8.plala.or.jp/daisho/kamakura/monjyusai.htm
鎌倉手帳