別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年7月9日水曜日

浅草観音の縁日~四万六千日・ほおずき市~




四万六千日は、7月9日・10日の二日間にわたって行われる観音さまの縁日。

毎月18日の観音さまの縁日とは別に、特別に設けられた大功徳日。

参拝すると四万六千日分の功徳があるとされています。



竹串に挟んだ三角形の守護札は、四万六千日のときだけに授けてもらえる雷除けのお守り。



四万六千日にあわせて開かれるのが、名物のほうずき市。




浅草寺は、源頼朝が平家討滅祈願したという東京都内最古の寺。

御神木のイチョウは頼朝のお手植えと伝えられています。

本尊の聖観音は坂東三十三箇所第十三番。

坂東三十三箇所は、鎌倉の杉本寺を第一番とする観音霊場。

源頼朝の観音信仰と、源平の戦いで西国に赴いた武者たちが西国三十三箇所の霊場を観たことで、鎌倉時代初期の開設につながったのだといわれています。




四万六千日・ほおずき市


浅草寺



鎌倉は8月10日
鎌倉の四万六千日








☆ ☆ ☆ ☆ ☆


隅田川沿いの源頼朝伝説


歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com