八臂弁財天
江島神社の八臂弁財天は、国の重要文化財に指定されている尊像。
源頼朝が奥州平泉の藤原秀衡調伏のために、文覚に命じて勧請したものとも言われてきました。
ただ、文化審議会の答申によると、運慶派の特徴が顕著で、1230年代に幕府や御家人の関与を得て同派の仏師により造られたと推定されているようです。
妙音弁財天
江島神社には、妙音弁財天も伝えられています。
裸像で「裸弁財天」と呼ばれています。
女性の象徴を全て備えた尊像で、鎌倉時代中期の作と考えられています。
鶴岡八幡宮の弁財天も「裸弁財天」と呼ばれますが、鎌倉時代には裸の像に衣服を着せて、生きている仏のように拝むという信仰があったのだとか。
八臂弁財天と妙音弁財天は、江戸時代まで中津宮に置かれていましたが、現在は辺津宮にある奉安殿に置かれています。
奉安殿は、大人200円・中高生100円・小学生50円・小学生未満無料です。
弁財天の使いは蛇。
蛇=巳
巳の日には蛇が弁財天に願いを届けてくれる!
2025年(令和7年)巳年の初巳の日は1月12日。
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