『曽我物語』によると、八重姫は伊東祐親の三女。
誉れ高き美女だったのだといいます。
2022年(令和4年)1月9日から始まるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、新垣結衣さんが演じるようです。
主人公の北条義時の初恋の相手という設定のようですので、ドラマ前半の最大の見どころになるのかもしれません。
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八重姫は、父の祐親が大番役で京都に行っている間に、当時伊東で暮らしていた流人の源頼朝と恋仲となり、男児を出産します。
その子の名は千鶴丸。
大切に育てられていた千鶴丸でしたが・・・
大番役から戻った祐親に殺されてしまいます。
八重姫は頼朝と別れさせられ、江間の小四郎(小次郎・次郎とも)という者に嫁がされました。
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江間は、狩野川を挟んだ北条の里の対岸にある地。
北条の豪族で義時の父北条時政は、祐親の娘を妻としていたとも言われていますので、八重姫は姉の嫁ぎ先の隣地に嫁いだという事になります。
『豆州志稿』や『曽我物語』によると、江間に嫁いだ八重姫は男子を産んでいます。
そして、江間小四郎が頼朝の挙兵に敵対して死んだことから、その子を義時が養育したのだと伝えています。
八重姫がどうなったのかはわかりませんが・・・
この頃、義時には安千代丸という子がいたという伝説が残されています。
もしかすると、「鎌倉殿の13人」では、安千代丸を義時と八重姫の子として描かれるのかも・・・
のちに三代執権となる泰時の母を八重姫として描くということも・・・
参考までに、義時は北条氏の分家の江間家初代で江間小四郎・江間四郎などと呼ばれました。
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2022年の大河ドラマ