別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年2月20日日曜日

静寂の熊野神社から十二所果樹園を経て光触寺へ

熊野神社から権現山を通って十二所果樹園、そして、光触寺へと向かいます。


朝夷奈切通にある道標

熊野神社の参道です。

杉並木の参道を進むと・・・

熊野神社に到着です。

熊野神社の前面は杉林。

熊野神社
ここは横浜市金沢区になります。
頼朝の勧請と伝えられる神社で朝比奈町の鎮守です。

社殿背後を上って行くと十二所果樹園へと通ずる尾根路となります。
写真ではわかりずらいのですが、遠くに六浦の海が見えます。

右に行くと朝夷奈切通(鎌倉側の入口付近に出ます。)
左に行くと十二所果樹園です。

杉林の中を十二所果樹園へと進みます。

米軍基地(池子弾薬庫)
尾根路の左側は逗子市池子です。

この杉林を抜けると・・・

十二所果樹園
十二所果樹園の東側の梅林に到着します。
総面積50350㎡の園内には、梅400本、栗約200本、柚40本が植えられています。
十二所果樹園は、
財団法人鎌倉風致保存会によって買い上げられ維持管理が行われています。
白梅の名所として知られ、秋には栗拾いも行われています。

東側の梅林から尾根を進み展望台を越えると西側の梅林です。
ここから七曲りの谷を下りれば朝夷奈切通の鎌倉側の入口です。
そのまま尾根を進めば光触寺への道です。



米軍基地(池子弾薬庫)
尾根の左側は米軍基地です。
しばらく、このコンクリート塀に沿って進みます。

このトンネルを抜けると右下に光触寺の屋根が見えてきます。



光触寺へと下る途中の景色です。

光触寺に到着しました。

光触寺
頬焼阿弥陀と塩嘗地蔵の伝説で知られる時宗の寺です。
特に、塩嘗地蔵に残されている伝説は、
朝夷奈切通が重要な塩の道だったことを示したものとなっています。

~朝夷奈切通~

朝夷奈切通の鎌倉側入口の滝



朝夷奈切通は、三代執権北条泰時によって開かれた古道で、鎌倉七口の一つに数えられています。

上の写真は、滝から朝夷奈切通に入ってすぐにある道で、熊野神社の裏を通り、十二所果樹園への尾根路へ上る道です。



 朝夷奈切通


 鎌倉手帳


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