8月16日は閻魔大王がお休みになる日(閻魔縁日)。
閻魔大王は、地獄の釜の蓋を開くよう命じ、餓鬼たちを解放します。
閻魔大王の寺・円応寺では水施餓鬼会が行われ、経木に水をかけて餓鬼たちを供養します。
※施餓鬼法要は14:00からですが、参加は事前申込(一般参拝不可)。
円応寺は、1250年(建長2年)、長谷に創建され、新居閻魔堂と呼ばれていました。
鎌倉西方の境界だった長谷には墓地が置かれ、閻魔大王をはじめとする死後に出会う十王が祀られたのだといいます。
新居閻魔堂は材木座に移された後、山ノ内に移され、建長寺の塔頭円応寺となっています。
そのため、「閻魔縁日」は「新居の閻魔さま」といわれてきました。
本尊の閻魔大王は運慶が彫ったものと伝えられています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆