別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2025年8月12日火曜日

運慶の子湛慶の千手観音~三十三間堂~




三十三間堂の本尊は木造千手観音坐像

造仏を担当したのは奈良仏師運慶の子湛慶。

千手観音坐像胎内の銘文には「康助四代御寺大仏師」とあるようですが・・・

奈良仏師は、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来を造立した定朝の孫頼助(らいじょ)を始祖とし、興福寺を拠点に活動していた仏師集団。

康助(こうじょ)は頼助の子。

康助は、主に京都で活動し、1164年(長寛2年)に創建された三十三間堂の造仏を指揮したと考えられています。

湛慶は、康助から四代目の大仏師(康助→康朝→康慶→運慶→湛慶)。



三十三間堂の仏像

三十三間堂








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運慶


2025年9月9日から
運慶 祈りの空間


歴史めぐり源頼朝


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