東寺の兜跋毘沙門天は、939年(天慶2年)の平将門の乱の際に都の守護神として平安京の羅城門の上層に安置されたという像。
羅城門は、かつて朱雀大路(平安京のメインストリート)の南端に建てられていた大門。
兜跋毘沙門天は、980年(天元3年)に倒壊した羅城門の瓦礫の中から彫り出されたものと伝えられています。
東寺の毘沙門堂は、国宝の兜跋毘沙門天を安置するために建てられた堂。
ただ、現在は宝物館に安置されています。
兜跋毘沙門天は都七福神めぐりの福神の一人。
京都は七福神発祥の地
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